8月になりました


2011年8月1日

豪雨のニュースに驚きながら、被災された方々には、心から
お見舞い申し上げます。
確かに最近の気象は昔とは異なり激しくなりました。
日本はこれまで温暖な国だったはずです。
それが大陸的というのか、非常に暑さ寒さの差が大きく、雨の降り方などに
変化が現れてきました。
局地的な雨の場合、同じ大阪府内でも随分違います。
今朝、S部長の住む大阪府の北東部で降った、バケツをひっくり返したような
激しい雨の話を聞きました。それは昨日のことだというのです。
建物の外壁にまで影響したという状況を、泉北に住む私は
全く知りませんでした。というのも雨など降っていなかったからです。
泉北はどちらかというとここしばらく乾燥が続いています。
子供の頃読んだ民話に、何かの拍子に空の雲に飛び上がった主人公が
雷様と一緒に太鼓を叩いて夕立を降らせるというものがありました。
絵本には、急に降り出した雨に、右往左往する人々を
雲の上から見下ろしながら、面白がって太鼓を叩く主人公と、怖い雷様が
描かれていました。太鼓はせいぜい数個という感じです。
子供の頃の夕立は、そんな絵本のイメージが重なるような、
降り始めも、雨上がりもあっという間で、一挙に気温が下がり実にさわやかでした。
最近の集中豪雨のような脅威を感じる雨とは大違いでした。
当時の暮らしと今の暮らしとの違いも大きいです。
気象の変化と私たちの暮らしに強い関連があるのかないのか、いろんな
意見の分かれるところですが、昔の夕立の夏がちょっぴり恋しい昨今です。


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