み(ち)もこころもすっきりと。


2009年10月18日

秋晴れの下、今日は『道路清掃美化キャンペーン』のボランティア活動に参加しました。
環境対策協議会(略してKTK)の青年部の方たちの主催するイベントです。
環境保全に関わるお仕事をしておられる若手の方々を中心に、そのご家族も含め、
協議会の母体である大阪ベントナイト事業協同組合のある住之江区を中心に
道路の清掃美化運動を行う催しです。
いわゆる、清掃美化キャンペーンというのは、時に形ばかりのものもありますが、
こちらの場合は本気度が違います。
というのも、清掃区間は、人家もなく、ゴミを捨てやすい箇所なのです。
時にとんでもない「ゴミ (家具?) 」も落ちています。
歩道や植え込みなどに、放り込まれている空き缶、ペットボトル、
弁当箱の空容器などの量も半端ではありません。
6車線の道路は、日曜日といえども、大型車の往来もあります。
ギャラリーも無い場所を徹底的に、事務局が事前に班分けしたチームで分別収集します。
本格的な装備の回収車(お仕事でお使いの車両をボランティアで提供)や、
交通警備を行いながら、ヨチヨチ歩きのお子様連れも含めて、子供たちや、大人が、
おそろいのゼッケンをつけて、安全に作業に集中できるように工夫されています。
私は皆勤ではありませんが、第1回から参加しています。
今年度は、地元の自治会の方たちも多数参加され、260名の大所帯となっていました。
こういう催しの値打ちは、打ち上げ花火のようなイベントではなく、
継続することだと思います。この会も6年も続けて来られました。
その年数の経過を感じさせるのが、子供たちです。
お母さんに抱っこされていたお子さんが、今ではしっかりゴミの拾い手になり、
お父さんの運転するトラックの助手席に乗っていた小学生の男の子が、
お父さんの背丈に近づき、頼もしい様子で手伝っておられます。
そして最後はD工業の敷地内で、学園祭のような昼食会が催されます。
KTKの会長のD工業のH社長の開催の挨拶で、以下のようなことを述べておられました。
作業終了後に書いてもらう子供たちの感想文に
「どうして大人はこんなにゴミを捨てるのかな?僕たちが大人になったら
絶対そんなことはしない」と。こうして一緒に汗を流して作業することは、
今のこの道もきれいになるけれど、未来の環境美化の種まきにもつながるのだと。
まさにその通りだと思います。仕事とは一味違った心地よい、一汗の一日でした。


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