寄せ植え講習会No.142


2024年2月15日

Sです

会社の植栽について年間管理させていただいているD社主催の「寄せ植え講習会」をやってきました。
D社さんは大阪市内に本社をもたれているリサイクル技術の開発など持続可能な循環型社会をめざす企業です。
特に地域・社会貢献活動に力を入れておられ、毎年実施される周辺道路清掃美化キャンペーンでは、D社はじめグループ会社及び関係者など300名が参加して行っておられます。
特筆すべきは大きな地震発生の際に、地域住民が使用できるようD社保有の大型車両の駐車場を立体化して新設した津波避難ビル兼車両センターを開放していることです。この施設には避難者に対応できる水をはじめ非常食も常備しているということです!それだけにD社への地元住民の信頼は厚く、また地元自治体からも高く評価されている理想的な企業です!

D社ホームページより

寄せ植え講習会は地域活動の一環として現在のD社H常務の肝いりで始まり今回で23回目を迎えます。
当社の前社長が1回目からH常務と打合せを繰り返し、テーマを考えながら、今のような形となって現在は私が引継いでいます。

今回の講習内容はミニ観葉の寄せ植えにしました。冒頭、観葉植物は本来ジャングルのような熱帯地域で育つものですから。3m以上にも育つのものです。従ってミニ観葉は人間で言う「生後3か月の赤ちゃん」のようなものなので、長い期間寄せ植えした状態の鉢ではスペースに限界があって、ある程度経過したらより大きな鉢に植え替えるか、単体を鉢で育てた方が観葉植物は長持ちしますよと説明しました!

次に観葉寄せ植えのポイントとして3つあることも付け加えました。①葉の形が異なるもの、②高低差のあるもの、③葉の色が異なるものということです。今回用意した観葉もこのポイントにあうものとしてコルジリーネ、プミラサニーホワイト、ポトス、モンステラ、テーブルヤシ、ゴム、ストリテラなどを見繕いました。植え込みにあたっての注意点として、観葉の根鉢がもろいのでポットから慎重にだして丁寧にあつかうということ、植える高さは合わせて真っすぐに、そして他の苗と葉が重ならないように植えるといったことを言いました。但し初期の講習会から参加されている方などは慣れておられますし、ほとんどの参加者が手際よく集中して植えておられました。各テーブルをまわってもほとんど手直しすることもないほど、素晴らしい出来栄えで、「流石です!」と思わず口走るほどでした。講習会終了後自分達の作品を並べて記念写真を撮りましたが、皆さん満足げな表情が印象的でした。次回の寄せ植え講習会は、華やかに花の寄せ植えをすることの要望を受け会場を後にしました。(^_^)v


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