平成最後の「年の瀬」です!(No.30)


2018年12月27日

Sです。

いよいよ平成最後の年の瀬となりました。私自身振り返れば、昭和最後の年に結婚式をあげ、平成最初の年に第1子が生まれ、平成最後の年に初孫が生まれ、個人的にはいろいろ感慨深い“平成”でありました!

残すところあとわずかとなり、年末のあいさつまわり、正月の門松の配達や、年明けの仕事の段取り、事務所の大掃除など…結構あわただしくなってきました。

さて先日の12月12日清水寺で、その年の世相を漢字1文字で表す恒例の“今年の漢字”が発表されました。その漢字は「災」でした。確かに6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨や大型台風の到来など大きな災害が次々と発生したことは記憶に新しいところです。

平成最後の年なんだから、もう少し明るい兆しのある漢字でもよかったのでは?と個人的には思ったりもしました・・・。
しかしながら発生した災害から身を守り、他人を思いやる“自助共助”を重視する人が増えたことも事実ですし、その結果 防「災」の意識が高まったことも今年の特徴と言えます!
新しい年号をを迎える平成最後の年に、そういった意識をもつことは、ある意味「災い転じて福となす!」につながるのではないかとつくづく感じています。

エコ・ワークスも今年1年間、いろいろと仕事をさせていただき、お客様ともたくさんのやりとりをさせていただきました。
特にお客様から「ご苦労様」「きれいにしてくれてありがとう」などのお声掛けは、大変ありがたく、何よりも我々スタッフ一同の励みとなりました。

改めてこのブログを通じてお礼申しあげます。今年1年間本当にありがとうございました。
そして来年も皆様にとって良い年となりますように祈念いたしますとともに、来年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

まさに芸術の秋!(No.29)


2018年11月27日

Sです。

うちのベテラン職人のYさんは、剪定などの本職の腕もさることながら、絵を描いたりなどアーティストとしての才能があります。
今回披露してくれたのは、空缶の図柄を利用した貼り絵の作品でした!
作品の題材は、少年漫画で連載中の“夢への冒険・仲間たちとの友情といったテーマを前面に掲げた”超人気漫画の主人公です。

貼り絵に使った材料は、缶ビール、缶コーヒーやソフトドリンクなど各種空缶の表面の図柄ですが、Yさんの手の込んでいるところは、たまたま飲み終わった空缶を使うのではなく、作品の顔に合う図柄の缶を探してそろえたということです!

ちなみにYさんはアルコールをたしなまないので、アルコール類の空缶には縁遠いにもかかわらず、作品のために集めるあたりアーティストとしてプライドのなせる業?かもしれません・・・。
ちなみに張り絵の方法は、造園屋ならではの石組の手法を使うあたり、さすがと言えます。
あまりの作品の出来栄えに会社の入口の蔦をからませた丸太につけたリースにとりつけ飾ってもらいました。Yさんの苦心の作である「空缶貼り絵」に興味のある方は、いつでも鑑賞にきてください♪♪

 

紅葉(No.28)


2018年11月9日

Sです。

1年で一番きれいな時季と言っても過言ではない秋の季節です!
その秋の風情を楽しめるのが紅葉(こうよう)です。紅葉というのは東アジア、北アメリカ東部、ヨーロッパの一部など海外でも見られますが、「世界一美しい」のは、やはり日本のものと言われています。
その理由は日本で紅葉する樹木の種類が海外に比べて多く、赤や黄に色づくとともに緑も加わり多彩な色の変化も楽しめるということです。更に、これら色のコントラストに加えて、落葉も絵になる美しさにあるように、人の心に響く情緒や情景も魅力の一つと言えます。

ところで人に感動を与える紅葉という漢字は、「もみじ」とも読むことができます。
「こうよう」と読む場合は、秋に葉の色が赤・黄に変わる様子を伝えるとき!
「もみじ」と読む場合は、ひときわ紅色が目立つカエデ類の葉っぱ、つまりモミジのことをさすとき! といった使い分けがされているようです。

ちなみに紅葉(こうよう)で代表的なイチョウ、ケヤキは日本の街路樹で植わっている樹木の数 ベスト3<1位イチョウ、2位サクラ、3位ケヤキ>に入っています。参考までにイチョウの場合は黄葉(こうよう)と書く場合もあります。

御堂筋イチョウ並木(大阪市)

 

三国ヶ丘けやき通り(堺市)

秋の風物詩であります“紅葉を見にいく”ことを、紅葉(もみじ)狩りと言いますが、古来より日本人は四季のうつろいを敏感に感じ、様々な形で愛でてきました。
紅葉狩りの様子は「万葉集」や「源氏物語」にも紹介されており、宮廷や貴族たちの間で行なわれた優雅な遊びの一種だったようです。一般庶民にまで紅葉狩りが広まったのは、江戸時代中期と言われ、「都名所図会(みやこめいしょずえ)」という、旅のガイドブックのようなものが発行され、紅葉の名所が紹介されたことで、人々が押し寄せるようになったそうです。
このころになると、今と同じように紅葉の木の下でお弁当を食べたり、お酒を飲んだりして宴を催すなど現代とほぼ同じような楽しみ方をしていたようです。

この時季しみじみ思うのは、日本にうまれてよかったなということです♪♪

♪秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどるカエデやツタは
山のふもとの裾模樣(すそもよう)♪

Older Posts

ページトップへ