梅雨です。


2012年7月5日

私たちの仕事はいつも、先の季節を見越して行います。
少し前の初夏の気配のときには、(もうすぐ梅雨だから早く除草しなくては)とか。
最近は(梅雨が明ける前に植え込みや、種まきをしなければ)とか。
ほんの少しの予定の変更が後で大きく響いでくることを恐れています。

植物は、適応力という点ではこれほど柔軟で『良い加減?』な生物は無いと。
言わしめる反面。結構、生育には、気温や、光を浴びる時間などなど。
それぞれの植物の特性に応じた条件に左右されます。
言葉を換えれば、人工的に生育環境の条件を変えれば
植物の成長をコントロールすることは可能です。
私たちはそのおかげで年中夏野菜を食べたり、春の花を冬に買うことも
できるようになりました。

ただ屋外で植物を育てる場合は、天候をコントロールすることは不可能です。
最近、頭を悩ませているのが、ヒマワリです。花壇一面に花を咲かせるのですが、
種まきの時期が遅れているので、焦り気味です。発芽温度は問題ないのですが、
花を咲かせるための生育期間を短縮するのは難しいです。
もっともヒマワリと言っても、最近はいろんな品種が開発されています。
キク科の花として、真夏のシンボルというより、秋口をも彩る品種のものが
今回播くものです。
『一刻も早く』種をまきたくて、雨の中の作業まで行いますが、悲しいことに
雨が降ると、できない作業があります。
芽さへ出れば、いずれ咲くのだからとも思うのですが、スタート時点での
遅れに振り回されている今日この頃です。

ヤレヤレどうも明日も雨のようです。(種を播いてから降って欲しいのに・・・)
と我儘な願いを持ちつつ、梅雨明けの炎天下を思い、雨雲をどこかに貯金?
して小出しに使いたい今日この頃です。


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