走行距離がのびた日


2012年5月11日

今日は、大阪を斜め横断しました。
午前中から午後にかけては交野市(大阪北東部)の方に伺いました。
第二京阪道路ができてから南大阪と大阪の北東部から京都方面は
とても近くなりました。
軽トラックでさっそうと高速道路を走るのです。
いつもは一休さんのトンチではありませんが、阪和道も近畿道も第二京阪も端を通らず
『真ん中(三車線の中央)』をひたすら走っていくのですが。
今日は横風が強く、軽トラックの荷台の幌の中に空気が入るのかハンドルが取られ
(もしかしたらポテンと横に倒れるかも)と不安になって左車線走行となりました。
作業を終えて夕方、今度は泉大津の市場へ向かわなければなりませんでした。
いったん堺の事務所に戻って荷を下ろして、すぐに出発です。
Mさんがいれてくれた温かいコーヒーを飲んで、
他の現場作業から帰ってきた他のスタッフの後片付けの様子を見ながら
K専務と見積りのことで二言三言かわしてすぐに出発です。

普段は下を走るのですが、時間が迫っていたので湾岸線になりました。
しかしやはり横風が強く、これもまたスピードダウンです。
焦りながらアクセルを踏めないのは結構ストレスがたまります。
市場に到着してからは、人影のまばらな中を走りまわって、めぼしい苗や
注文を受けていた観葉植物の鉢物。発注していた鉢、数種類と、
薬剤などを入手できました。効率よく、回れたのでホッとしました。
残念ながらメーカー都合でずっと納期が遅れている品物だけ
手に入りませんでした。また後日、走り回る日が発生しそうです。

荷台からの積み下ろしをS部長に手伝ってもらってあわただしかった
1日が終わりました。

エコろな寄せ植え講習会


2012年5月7日

土にこだわる寄せ植え講習会が、先月D社主催で行われました。
普段、一般の主婦の方々には、土木関連の業務をされている
D社の事業内容はイメージとして分かりづらいところがあります。
もともとD社は地元との関係を大切にされて、これまでもさまざまな
活動をされてきました。D社の業務の一部を、身近な暮らしの土や
花とでつなぐことでもっと地元の方とコミュニケーションを図りたいと
若いスタッフの方がいろいろ工夫して企画されます。当日に
社内から数人がスタッフとして参加されます。
私は講師として参加させていただいています。

企業主催のイベントはよくある話ですが、この会のすごいところは
地元の役員の方々も同じ主催者側の立場でスタッフとしてよく動かれることです。
今回で3度目です。

社会基盤などの整備のための土木工事の結果発生する、少々やっかいな土を
微生物の働きで植物も育つ土に改良していく過程。D社の業務の一部のご紹介です。
そもそも、植物にとって『良い土』とはどんなものか。
悪い土が良い土になっていく様子を電動紙芝居のようにモニターで説明します。
最終的には、実際に身近な花を『良くなった土』や適切な管理で
上手に育てて頂こうという企画です。いわゆる通常の講習会でお話する
『土・肥料・水』と『管理』の話も含めます。

扱う植物などは、事務局のAさんと打ち合わせて決めます。
今回のテーマは『ハーブ』でした。
ラベンダーを中心に、ローズマリーや、食べられる花のナスタチウム。
ワイルドストロベリーなどの寄せ植えです。
事前準備や資料なども全ていつも丁寧に作っておられます。
今回はラベンダースティックまで作ってこられてびっくりでした。
私は素材の準備と土の準備を行います。

作業後にはティータイムまで設けられる極上のおもてなし行事です。
参加される方の熱心さもなかなかのものです。
最後は恒例の、各自の作品を前にした集合写真で解散です。


終了後のアンケートの結果にはとても楽しんで満足された様子が
良く表れていました。すべて事務局の皆さんと地元の方の連携の賜物です。

一緒に行ったスタッフのMさんと私も達成感を感じた一日でした。

微生物(番外編)


2012年5月6日

ゴールデンウィークもあっという間です
あちらこちらで新緑が目にまぶしく、木漏れ日の中に立つと
空気まで緑がかっているような気がします。

仕事でない『ガーデニング』という言葉が頭に浮かびます。
わが家の庭の片隅の小さなスペースに、私はハーブを植えています。
夏野菜も植えるのですが、年中いるのはハーブです。
花ほど手もかけず、ほとんど放置状態で、必要なときに
使うという『気まぐれハーブ園』です。

イタリアンパセリもパセリもしっかり冬越しして、使用量が、
生産量に追い付かず、花までついてしまいました。
もっとも、アゲハチョウが周囲を飛び回り始めたので
私たちが食べない分を、幼虫たちがしっかり狙っています。
レモングラスは、今は稲刈り後のようになっていますが、復活すれば
噴水のごとくすごいボリュームになります。以前主人にススキと間違えられて
引っこ抜かれましたが、たくましく生き残りました。今年は1/3に株分けしました。
収穫もダイナミックで、バッサバッサ刈り取って
暖簾のように干して、調理バサミで刻んでお茶にします。
育てている私には信じられない価格で、おしゃれな袋詰めのお茶が
出回っています。確かに、レモングラスのハーブティーは癖がありません。
後は、タイムにしてもバジルにしろ。ミントにしても。少しあれば重宝です。
カモミールは勝手にこぼれ種で毎年どこからともなく芽生えます。
可愛い花ですが、繁殖力はものすごく、適度に間引かないと『カモミール畑』に
なってしまいます。
花がお茶になるのですが、収穫はレモングラスより手間がかかります。

一番よく使うのがローズマリーです。ローズマリー(うちのは
立性ではなくやや匍匐性)は植えて環境が合えば、ほとんどトラブルはありません。
ただこれもまた使用量と生産量のギャップでときに刈り込まないと
どんどん大きく育ちすぎます。

ときどきそのローズマリーの一枝を使ってパンを焼きます。
ケーキなどのお菓子類は精密さが要求されて私には苦手な部類ですが。
パン作りは楽しいです。イースト菌に任せる時間帯に私は休憩できるのです。
数年前に友人と教室に通い始めてもう5年近いです。
プロ仕様で教えていただいたおかげで、結構気軽に作れるようになりました。
『発酵』という数千年の歴史を持つ先人の知恵はすごいです。

うちのフォカッチャのコツは・・・本当は思いっきり入れて消化したいローズマリーを
控えめに使うところです。
いわゆるハーバルな、気分を味わえるひとときです。


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