エコろな寄せ植え講習会


2012年5月7日

土にこだわる寄せ植え講習会が、先月D社主催で行われました。
普段、一般の主婦の方々には、土木関連の業務をされている
D社の事業内容はイメージとして分かりづらいところがあります。
もともとD社は地元との関係を大切にされて、これまでもさまざまな
活動をされてきました。D社の業務の一部を、身近な暮らしの土や
花とでつなぐことでもっと地元の方とコミュニケーションを図りたいと
若いスタッフの方がいろいろ工夫して企画されます。当日に
社内から数人がスタッフとして参加されます。
私は講師として参加させていただいています。

企業主催のイベントはよくある話ですが、この会のすごいところは
地元の役員の方々も同じ主催者側の立場でスタッフとしてよく動かれることです。
今回で3度目です。

社会基盤などの整備のための土木工事の結果発生する、少々やっかいな土を
微生物の働きで植物も育つ土に改良していく過程。D社の業務の一部のご紹介です。
そもそも、植物にとって『良い土』とはどんなものか。
悪い土が良い土になっていく様子を電動紙芝居のようにモニターで説明します。
最終的には、実際に身近な花を『良くなった土』や適切な管理で
上手に育てて頂こうという企画です。いわゆる通常の講習会でお話する
『土・肥料・水』と『管理』の話も含めます。

扱う植物などは、事務局のAさんと打ち合わせて決めます。
今回のテーマは『ハーブ』でした。
ラベンダーを中心に、ローズマリーや、食べられる花のナスタチウム。
ワイルドストロベリーなどの寄せ植えです。
事前準備や資料なども全ていつも丁寧に作っておられます。
今回はラベンダースティックまで作ってこられてびっくりでした。
私は素材の準備と土の準備を行います。

作業後にはティータイムまで設けられる極上のおもてなし行事です。
参加される方の熱心さもなかなかのものです。
最後は恒例の、各自の作品を前にした集合写真で解散です。


終了後のアンケートの結果にはとても楽しんで満足された様子が
良く表れていました。すべて事務局の皆さんと地元の方の連携の賜物です。

一緒に行ったスタッフのMさんと私も達成感を感じた一日でした。


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