コスモスの苗づくり


2007年9月17日

大道筋の仕事では、のべ数百メートルの平面花壇の除草や、潅水。
立体花壇の植え込みなどがあります。
その中で、秋に100mほどの平面花壇に
コスモスの花畑を作るという設計が入っています。
現在そこにはひまわりが咲いています。
休耕田にコスモスの種をまくのと違って、ひまわり畑を撤去後すぐに、
コスモス畑にしなくてはなりません。苗数は3000株。
9月末の植え替えの時期に花芽を持った20cmぐらいの苗というのが条件です。
11月末まで咲き続けるように、やや遅い目の苗です。
しかしそういう苗は生産農家や市場には出回りにくいものです。
それで、今回は自家製で種を蒔いて苗を作ることにしました。
K専務が設計施工管理担当です。
この暑い時期、水遣りはエコ・スプレーによる自動潅水です。
種は8月24日にまきました。
並べると結構スペースを取ります。
種まきも、間引きも、除草も一つずつポット苗と向き合う、手作業です。
それだけに、ちょっと愛着がわきます。


3000個のコスモスの苗

どんどん大きくなるにつれ、病害虫の発生も出始めます。
早めの対策に薬剤散布を行い、まさに手塩にかけています。
作業の場が狭いので、座り込んですると、結構重労働です。
毎回責任者のぼやきが聞こえます。
この連休は、他の花の水遣りに行ったついでに様子を見ています。
黒い糞跡があって葉っぱ全部がかじられたものがありました。
これはヨトウでしょうか?
よく見ると葉っぱと同じ色のバッタが新芽をかじっています。
思わず私と目線?が合いました。実は一昨日も昨日も大きなカマキリを
コスモスの葉陰に見ています。しっかり番人?をしてくれているようで、
カマキリに声援を送りたいところです。ただコスモスの茎が細いので
ユラユラと、足場の悪さに苦労しているようでした。


私に目撃されたバッタ

今日は記念すべき、3000個のうちのただ一つの先端に花芽を見ました。
植え込みまで後1週間あまり。
道路の中のコスモスの花畑を何とか出現させたいです。


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