屋上庭園のリフォーム工事2


2007年7月19日

梅雨明けかと思うほどの夏空の中。
今日は早朝潅水組のT部長とKさんは朝6時出発。
昨日のメンバーと同じK専務、S部長、それに頼もしい助っ人のItさんと、
私は屋上庭園の仕上げ作業に入りました。

日当たり抜群の照り返しのきついタイルの花壇の中の
土壌改良から作業が始まりました。
少し掘ると、前に植えられていた樹木の根がからみあっています。
水持ちは良くありませんでしたが通気性は良かったらしく、
細かい根がしっかり土を抱え込んでいました.

  

用意していた土壌改良資材を混ぜました。
剪定枝葉のチップが原料のえこ土ん(えこどん)と、
カルシウムたっぷりの土を入れて混ぜました。

後は黙々と200本の樹木の植栽作業です。
アベリアもハマヒサカキも剪定すると、かわいらしい背丈に
なってしまいましたがどちらも強い植物ですので、
それほどの期間がかからずに緑のボリュームがアップする予定です。

  

元々設置されていた自動潅水のホースが
新しい植栽部分をカバーしていなかったのでS部長が
手持ちのホースで継ぎ足しました。
リニューアル花壇で枯れる部分が出ては台無しです。
最後はいつもの作業どおり水を打って仕上げました。
今回はマンションの建物の中を通って帰るので、
作業靴も履き替えての撤収です。

引渡しチェックの管理人さんに「すっきりした!」と喜んでもらえました。


炎天下作業も、終わってみればさわやかです。
帰路、K専務とS部長は現場近くのHさんの家の剪定の下見です。
以前お伺いした年季の入った樹木の多いお宅です。
今度は前回より広範囲ですのでまたItさんにもお願いする予定です。
明日はこのところ別行動だった大道筋の仕事です。除草作業が待っています。


敷地花壇内で開花していたカサブランカ

屋上庭園のリフォーム工事1


今日から泉大津のマンションの4階の造園工事です。
以前このブログでも書いたものです。
あれから日が経って雑草も茂り、イヌツゲの木も伸び放題でした。



水切れを起こしやすい土を土壌改良し、
今ある樹木で生かせるものは活かします。
ボックスウッドは剪定し、クサツゲは集めます。
イヌツゲを撤去して、アベリアとハマヒサカキを植えます。
K専務と、S部長に今日は助っ人のItさんの3人でスタート、
午後は私も合流です。
Itさんは以前、10m以上のポプラの台風対策の
伐採工事のときに初めて応援をお願いしました。
風にゆれている、見上げるようなポプラの木を
まるで運動場のぼり棒のように次々によじ登って、
40t クレーンの鉄製フックにロープを引っ掛ける作業は圧巻でした。
一昨日も雨の日の高木のケヤキの剪定という
これまた危険な作業を終えられたつわものです。
ワイルドな雰囲気に似合わず、最後は落ちている葉を一枚一枚
手で拾ってくれる繊細さもお持ちです。
ただ『高所感覚』がちょっと違っていて、4階の柵の外側に
ひょいと出てほうきで掃いて下さるのには
脱帽というか私たちにはとても真似できません。
作業はまず、エレベーターや階段や踊り場などの養生から始まりました。
それに1時間はかかりました。昨日積み込んだすごい量の資材を
台車に乗せて運びますが、最後は段差があるので、人力です。
いつも力仕事が回ってくるスタッフ内若手?のS部長も
今日は、平均年齢を引き下げるItさんのおかげで心丈夫です。
イヌツゲの抜根作業や撤去。同時に既存のボックスウッドの剪定など
あっというまに剪定枝葉の山ができました。
後半それをS部長とItさんの連携で、ロープを使って
直下の駐車場に下ろす作業が続きました。
その間に、K専務と私は植え込みです。


実は今日はK専務の勉強の日でした。
この数年通っている自然大学の講義の日でしたが
欠席となりました。普段作業の内容によっては
両立可能な場合もあるのですが、今回は無理でした。
最近つくづく「生涯現役」と「余生を楽しむ」の
二兎を追いかける難しさを考えます。私の理想は両立ですが…
これから益々拍車のかかる高齢化社会の課題です。
初日が無事に終わりました。
明日はいよいよ土壌改良と植栽です。
明日T部長が潅水に2t車を使うので、S部長が剪定枝葉を仮置き場に運びました。
戻ってくるともう7時半過ぎ。S部長(実は私の弟です)はこれから二時間かけて帰ります。
戸締りする頃昨日のハマユウが咲き始めていました.


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