花冷え


2007年4月4日

桜前線が一気に上ると思っていたのに足踏みのような寒い一日でした。
今日は近くの現場の玄関前の花壇の造園と記念樹の植栽の仕事を請けました。
花壇はそれほど大きくないのですが、既存の赤い椿を生かし、石組みも少し入れて
和風モダンのデザインです。
記念樹の植栽はお嬢さまのためにと、お父様のご希望で実際にご本人も交えた
ミニ植樹祭を行うというものです。
担当は、京都の大徳寺の石庭を見て育ったというK専務と、イベント(=祭り系)には
ひときわ存在感のあるT部長です。

予定していたドウダンツツジは格好は良いが小ぶりであったため、石組みを工夫したとK専務。
ツワブキホタルや、オタフクナンテンやフイリオモトで色にもメリハリをつけて、
和風ながらちょっとしゃれた感じのものができあがりました。施主様にもとても喜んでいただけました。
午後の部の植樹祭ではこちらで用意した紅白リボンつき新品のスコップでT部長の細かい演技指導?の元、桜の花びらの下でご家族皆さまとごいっしょに無事終えました。
お嬢さまのやや上気した表情とそれを嬉しそうに眺めるご両親やお兄さま。
寒い中でちょっと心温まるお仕事をさせていただきました。


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