虫愛づる?


2012年6月7日

この時期、植物を扱っていると色んな生き物と出会います。
植物を中心に考えた『害虫』と『益虫』に分かれます。
通常、『蝶よ花よ』という言葉の中の『蝶』はなんだかとっても
お上品なイメージですが。


私たちにとってチョウは、葉っぱを穴だらけにする幼虫の『源』たる親です。
先日、アゲハのつがいが優雅に花壇の上を舞っていたなと思ったら、
大株のパセリの葉には、しっかり食べて大きくなった幼虫がいました。

指先で触れた私を黄色い小さな触覚で威嚇します。

K専務のように虫をぱっと見ただけで『・・・・』と名前が浮かぶには
程遠いですが。
ただ以前と違って、『餌』との関係で生き物を見るようになりました。
例えば(これが飛んでいるということはアブラムシが発生しているのかな?)とか。
忙しく飛び回るアシナガバチは、葉っぱを食べるイモムシを肉団子に
するために狩りをしてくれているので、あまり怖がることもありません。
トカゲにしても、少々グロテスクなコウガイビルにしても。
ナメクジの天敵なので頼もしい味方です。

自動灌水で水を噴霧している苗置場で、ツチカエルを見つけました。

近くの田んぼから来たのか、いつの間にか敷地内に住みついているのです。
夏に向かって晴れた日でも、スプリンクラーの水に反応して、ケロケロ鳴くこともあります。
可愛いとはとても思えない姿ですが・・・(丸々太ったヨトウガの幼虫をよろしく!)
と、愛おしそう?にお願いしている自分がふと、(ちょっと普通でないかも)
と思ってしまう今日この頃です。

 

紫陽花色々


2012年6月4日

庭のアジサイが色づき始めました。
 少し前までは、まだ緑色のつぶつぶの塊だったのに
あれよあれよと色が変わりました。
この季節。ちょっとどんよりとした曇り空の下のアジサイを
眺めるのが好きです。

 真っ白は、とても緑の葉に映えます。


ピンクの花は年々青味がかかってきて


 グラデーションのようになって青色にどんどん近づいてきました。
このあたりはとてもきつい酸性土壌です。その影響かもしれません。

他にもご近所の方に挿し木でいただいた、赤緑のものと


 母にもらった斑入りのガクアジサイも色づき始めました。
どちらも一枝から3年ほどで5から6個の花をつける株に育ちました。

 夕暮れ時、紫陽花がぽっかりと庭に咲いている景色を見てホッとします。

衣替え


2012年6月1日

などと言う言葉が死語になりつつあるほど、最近は季節がごちゃごちゃです。
それでも、初夏に入り、そろそろ『熱中症』と言う言葉も身近になってきました。
今朝はお庭にウサギがいた個人邸の剪定と土壌改良の作業で始まりました。
にこやかに、私たちを出迎えてくださった、Nさんは箸と何かをお持ちです。
それはペットボトルの先をカットした容器で、たくさんのケムシが沈んでいます。
周囲を見れば木肌に無数のケムシです。
Nさんは、ご多忙にもかかわらず、薬剤散布せずに手取りされるのです。
動物好きとはいえ、根気の良さと、努力には頭が下がります。
お手元のペットボトルは、離れて見ると果実酒風?でした。色まで琥珀色でした。
真ん中のゲージにいた可愛い二匹のウサギ小屋は、空き家になり、
数代続いたウサギ小屋は撤去になりました。Nさんが庭の木の葉をちぎって
与えておられたウサギです。ウサギ小屋の天井を覆っていた
柿も、一籠分だけ、しかも採れる高さ分だけ実を残して剪定です。
垣根も数年前から刈り込ませていただいているので目が詰まってきました。
後で「家に帰ってすっきりした庭を見て、疲れがスッと取れました・・・
明日から毛虫採取もずいぶん楽になります・・・」と
メールいただきました。本当にすごいです。

今月の花と、カーバチが更新です。実は少し前からHPもリニューアルです。
HPは北摂なびさんに作っていただきました。合わせてご覧下さい。

今日のブログの後味?は敷地内の食べられる花のフェイジョアと
ブラックベリーと、今が盛りのスタージャスミンの流通名のテイカカズラです。
香りもプンプンの6月です。

フェイジョアの花

 

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