♪ 雨がふります 雨がふる 遊びにゆきたし・・・ 


2012年6月21日
今日は夏至だそうです。
1年で一番日が長いはずですが、ここ数日の雨で日照時間は短めです。
携帯についている万歩計の記録はこのところ見事に数値が低下傾向です。
もちろん、室内仕事も結構押し迫ったものもいろいろあります。
PCと向き合い、ときに携帯をやり取りしながらのS部長始め、
資料を調べているK専務。文書づくりや通常業務に追われるMさんなど。
雨音の中でも粛々と室内作業が進みます。
近々始まる作業のこと。現在進行形の仕事の段取り。など
ちょっとぴりぴりしてしまうのですが、そんなときふと外の花を見ます。
グルリと歩き回るだけでリフレッシュです。

敷地内の花壇には、この時期ならではのいろんな品種のヘメロカリスが咲いています。


デイリリーの名前の通り、切り花にするとあまり花が持ちません。
そのせいか、花屋さんでは流通しないため、育てた者だけが味わえる花です。
以前イタリア料理のレストランでつぼみが料理に出てきました。
鑑賞以外に利用価値のある花です。在来種のニッコウキスゲやカンゾウと
よばれるものもこの仲間です。

これから真夏に向かって丈夫で繁殖力旺盛なルドベキアも
中央がソフトな色合いのタイプが出回っています。

これまでのルドベキア(右画像)の中心は黒っぽくて、その特徴から英語名は
『スーザンの黒い瞳』と呼ばれていたので、左の品種はスーザンさん?
ではないようです。

せっかくのスカシユリも雨に打たれて痛んできました。
1球から始まったものですが。毎年見事に咲きます。
ややクリームがかった光沢のある花弁はカサブランカ
などの大型の真っ白なユリとはまた一味違う風情です。

ユリはスペースさえあれば、直に植えると管理が楽です。
よく日があたる場所であれば、花つきも良く毎年咲きます。
木陰で夏は半分日陰。春先から初夏には日が当たるような場所だと
世話入らずです。うちではさらに有機一発肥料や、えこ土んなどの有機物も
たっぷり根元に入れてあります。後は文字通り放置状態です。
地上部が枯れてきたら、切っておけば見苦しくもありません。
よく球根植物で、花が終わって葉が青々しているときに、邪魔になるからと
切ってしまわれる方がおられますが。葉は緑色の間はまだ『現役?』なので
翌年の花のためにしっかり栄養を蓄えてもらわないと次の花に影響します。
注意すべきは植えた場所を忘れて、後日他のものを植えるときに球根を
傷つけないようにすることぐらいです。何年間かは植えっぱなしで十分です。

結局最後は市場で仕入れて、出番を待つ苗を見ながら、それぞれの組み合わせや
作業の段取りに思いが行ってしまう雨の日です。


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