ちょっこれいと、ちょっこれいと、チョコレートは・・・


2017年2月14日

記憶に初めてある、バレンタインデイは、確か私が小学生中学年のころ。
昭和40年の初頭です。当時はまだ子ども社会には、全体的に浸透して
いなかったというのか。一部おませな女の子が、本命チョコを男子に
あげていたような感じです。

それがどんどん、広がって。
私が小学校の教師時代、高学年を担任していた昭和50年代後半には
すっかり、チョコが定着していて。毎日のようにクラスの女子や私に
「チョコレート」をアピールをする男子児童がいました。まだ駆け出しだった私は、
その勢いに負けて、子どもたちにチョコレートを約束してしまいました。当日
私は小さなハート型のチョコを23個分用意して、下校前の終わりの会で、隣同士で
ジャンケンさせ、勝った方が割って、負けた方が選ぶというゲームをしました。

男女ペアで座っていましたが、大抵、真剣にジャンケンするのは男子でした。
そのせいか勝つのも男子が多かったのですが、割る時に、勢い余って
割り方が不均一になって、大きい方を選べるのは女子。という誠に公平?な
結果になりました。

それからまた月日は流れ、息子たちの平成の時代に。
次男は、低学年のときに1週間ほど前から、「オレ、アトピーやから、チョコレート
食べられないねん。」と聞かれもしないのに、クラスに吹聴していました。甘~い
母親としては、心の深い?部分を察して、チョコを用意していましたが。
男の子には、ちょっと酷?な部分もあった行事でした。我が夫も同様でしたが。

そんなこんなのチョコレート狂騒曲も、節分の巻き寿司の丸かじりと一緒に、
定番の行事として定着しつつあるようです。

植物の世界も「チョコレート色」がどんどん増えてきています。少し前の宿根コスモスや、
私が最近良く使う、コプロスマに、この時期発色のきれいなドドナエアも。ビオラで茶色の
縞模様のものがあります。プリムラの茶色系もポピュラーになりました。
花色の世界では、『甘い』色ではありませんが、入れると引き締まる名脇役の色です。
本日U君が仕入れてきたボロニア『キャン・デュレリ』もチョコ色でした。

茶色のストライプの入ったビオラです

ボロニア キャン・デュレリ

コーヒー色のコプロスマ

プリムラ・シルバーレース 後ろの大きな花はポリアンサのディスカバリー・ストライプ

 


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