日本の未来は・・・


2009年10月15日

この連日、現場の作業が分かれています。
厳しい時勢ですが、気持ちよく仕事をさせていただくことに
感謝の日々です。
先日、お庭の一部をリフォームさせていただいたMさんから
庭木の剪定のご依頼を頂きました。
Mさんは、広いお庭のほとんどが芝生という、脅威?の状況の中で、
男の子を3人育て上げられました。
脅威と書いたのは、かけられた手間を想像したからです。
「私は20年以上草抜きに明け暮れたの。
今度は『私のため』の癒しの庭が欲しい。」
と言われて、縁石で囲まれた芝生の一部を指差されました。
ガーデニングについては、それまでさほど時間もお金もかけずに
過ごしてこられました。そんな方がいきなり、
「ちょっとしたアクセサリーを買うつもりで私はお庭に投資したい。
でも手入れにはあまり時間をかけたくないわ。
この予算の中で私の願いをかなえてね。」と言われました。
素材をやりくりしながら、ベースを作って、草花はコンテナ中心で、
管理の時間が少なくなるように仕上げました。

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さて、3年が経ち、昨日久々にお伺いすると、当初の
ねらい目どおりに維持されるどころか、種からも苗を育てておられました。
偶然、家におられた三男さんご家族とも出会いました。
見ればあれから誕生されたお孫さんがお庭を走りまわっています。
雑草対策の枕木の道や低木の植え込みは、小さなお孫さんにはちょっとした
迷路風の散歩コースです。素敵な若いご両親ともお話しました。
Mさん似の息子さんは最近、花の文化園の近くの、
河内長野市の南花台で鍼灸の病院を開業されました。
高齢化の時代にふさわしいお仕事ですが、一味違いました。
待合室にプレイールームを設け、子育てに疲れたママさんたちや、
お子さま対象の「小児針」というのも施術されるようで、
親子の両方を対象にされています。
加えて、移動しづらいご高齢の方々には、フットワーク軽く
出張で施術されるようです。まさに少子高齢化対応を目指しておられます。
一部日曜日の予約制度も含めて、穏やかな表情の下に、
熱い思いをお持ちの方でした。
庭でバッタを捕まえたお孫さんに、
「カマキリを捕まえたら一人前よ。
この時期の弱りかけがねらいめかしらね。」と、
男の子育て大ベテランのMさんと
それを笑顔で見ておられるご両親を拝見して。
表題の言葉の後にリズミカルな♪Wow Wow Wow Wowが
続きそうな日でした。


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