急に寒くなりました


2008年11月10日

今日は、市内の二箇所の公園の除草作業と大道筋の花壇の除草作業でした。
公園の除草は年間管理3回のうちの最終の3回目です。
春、夏、秋と季節が変わり、雑草の様子も変わります。
以前ここにも書きましたが、そのうちの1箇所は地元の方のボランティアスタッフによる
それは見事な花いっぱいの素敵な公園です。
もう一つの公園は普通というか、人気の無い、ゴミが目立つ、ちょっと寂しい
感じの公園です。
それでも、雑草をきれいに刈り取って、目立つゴミを拾い集めると、すっきりします。
できれば、出入り口付近に小さなボックスか花壇でもあって、季節の花でも飾れば
きっと周辺が一気に明るくなるだろうなあと思います。でも、現実は厳しいです。
草花にかける予算というのはそんなに莫大なものではないと思うのですが、
緑や花のあふれる町というのはあまり、優先順位が高くないようです。
確かに、維持管理を含めた予算というのは積算しにくいものかもしれません。
しかも、予算がついても、今の競争入札制度では、質より低価格といった
感じです。何のためにする事業なのか。目的が明確な中での
品質の維持というのは、数字には表しにくいものなのでしょうか?
そんな時勢の中で、最近ボランティアの方々の花壇を目にすることが多くなりました。
地域の方の楽しみのためのスペースというのもこれからの高齢化社会の中できっと
必要なものだと思います。しかし、緑地管理は楽しいことばかりではありません。
体力や、技術的なことや知識が必要な場合もありますし、できれば、プロも一緒に
仕事の中で共存共栄が図れるような、仕組みができないかと思うのですが・・・
難しい時代です。
もっとも、一般市民による「玄人はだし」な管理の場所もありますので、
私たちも日々切磋琢磨しないと、プロとして通用しなくなるかもしれません。
まあ、良い意味での刺激を受けながら、植物のことをもっと勉強しなければと
思う今日このごろです。


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