植物の超パワー


2008年9月6日

このところ大道筋の作業が続いています。
A子さんと二人で、終わった植物の撤去や、除草作業をしています。
一昨日は、平面花壇で夏中花畑を作っていた、2500本ほどのヒマワリを
取り除く作業でした。
スプレー咲きなので最後まで次々に、クリームイエローの花をつけていましたが
いよいよ終了です。
二人で、背丈に近い花を次々に引っこ抜いていきました。
抜いた後は、根っこが抱えている土をできるだけ払い落とします。
つかんだ茎の太さは結構大きく、直径数cmになっていました。
あっという間に、ヒマワリの小山がうず高く、あちらこちらに生まれます。

ヒマワリの陰で遠慮気味に育っていた、雑草も、
いっぺんに、主役となって花壇に出現しました。
これも同時に、除草です。これは結構厄介でした。
ヒマワリは、比較的、根の張り具合も小さく、力を込めて引っ張ると、
スポンと抜けるのですが。雑草はそうはいきません。
小さいくせに、ぷつりと途中で根が切れたり、ヒゲ根で土を抱え込んで抜きにくかったり。
量の割合に時間の掛かる作業でした。
根が浅いためにすぐに水切れを起こすので、人間が美しく維持するために、
しっかり水やりをした園芸品種のヒマワリに比べると、
日当たりの悪さにもめげずに、したたかに生存した雑草はさすがです。
午後からS部長に、2t車で積み上げたヒマワリの残骸を取りに来てもらいました。
一度にまとめて抱えると結構重く、量も半端ではありませんでした。
ふるい落としても、根が最後まで抱え込んでいる土を頭からかぶりながらの
積み込み作業になりました。

しかし植物というものはすごいです。
蒔いたヒマワリのタネは50粒で1gあるかないかでした。

発芽率を考慮して二粒ずつ蒔いたので2500苗分、5000粒でも100gは超えません。
その、タネから、最終的に、2t車で運んだヒマワリの処理量は820kgでした。
根鉢に残る土や雑草の量を差し引いても、優に500kg以上にはなるでしょう。
もちろん、肥料や水をやりましたが、5000倍の生産物が光や空気から生まれるのは
改めて「スゴイ!」と思いました。
いっぺんにガラーンとした花壇には今月末には、現在手塩にかけて養生している
コスモス苗3000株で埋まります。

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