花おりおり


2008年8月25日

少しずつ夜が長くなってきたので、読書をしています。
子供の頃から本を読むのが好きです。
夏場の夜は昼間の疲れで、とても読める状況ではありませんでした。
仕事柄、植物に関することが書かれている本が多いのですが
分野はバラバラです。画集や図鑑も読み?ます。
頭の中には最近読んだ本の中の単語(経済・脳・心理・ハリーポッター)
がまぜこぜに詰まっています。
ただ速読派?で、あまりゆったりとした読書ではないので、
文学作品を味わうようなタイプではありません。
読書は、足元ばかり見つめている日常の時間の中で
しばし頭を高く上げて視野を広げてくれます。
ときに、厳しい現実も忘れさせてくれます。
今日は、とても精神的に疲れた一日でしたが、沈む心を癒すのには
湯浅浩史さんの「花おりおり」は格好の本でした。
知っている花も知らない花も。古今東西の人の暮らしの中で
植物が与えるメッセージが簡潔に書かれていました。
虫のすだく声を聞きながら、少し、穏やかな時間が持てました。


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