ウッドデッキが完成しました


2007年11月18日

11月に入って工事が始まった狭山のKさんのお宅の
ウッドデッキの張替え工事がようやく完成しました。
材選びから、事前準備までK専務が段取りを考え、施工しました。
初日だけ、多人数で撤去し、後はK専務中心に、
KさんとIさんで施工しました。
建物全体がモダン和風で、中央に大きな円形の水盤があるデッキです。
水盤には水を張って満月を映し出すのだそうです。
ウッドデッキのデザインで賞を取られたという斬新なデザインです。


施工前の状態

ところが床材が痛み始めて今回の張替え工事となりました。


剥がした状態

今回は張替えなので基礎石(束石)は調整程度の移動だけです。


基礎石

その上に乗せる床の足にあたる束柱の設置からの工事です。
水平をしっかり取って、基礎石を動かさないように、組み立てていきます。


一つ一つ慎重に水平を出します

束柱の上に根太という床材を受ける材を張っていきます。
中央にある円形を意識しながら基礎を組みます。


根太を張ります

いよいよ床材を張ります。床材の基本は12フィート(約3.6m)なので、
サイズに合わせて切るたびに切り口(小口)に塗料を塗ります。


上が塗装後、下が塗装前の小口です

円形部分は巨大コンパスの出番です。製作者のK専務が丁寧に仕上げます。


ジグソーという細かい作業用ののこぎりで切ります

数ミリの誤差も重なれば大きくなります。長いねじでしっかり留めます。


少しの不具合でもやり直します

完成です。円形の縁が見せ場です。

出入り口の格子戸も今回入れ替えました。材質は米ヒノキです。
全景です。緊張が続く工事でしたので、出来上がりの安堵感は格別です。


施工後全景

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