つるべ落としの日々


2014年10月20日

10月も半ばを過ぎました。昨日の雲一つない晴天の日曜日とうってかわった
雨模様の一日でした。
昨日は、恒例のD社主催の清掃美化キャンペーンが住之江区で行われました。
もう10年以上続いています。私は、初回からほとんど参加させていただいています。
80人ぐらいから始まって、今年は360人ほど来られていました。
道路の中央分離帯や歩道近くの植え込みの中の吸い殻や空き缶やゴミを根気良く
取っていきます。

普段私たちの、作業はどちらかというとゴミは副産物で、刈り込みが主になりますので、
丁寧にゴミを拾えません。枝葉と一緒にさっさと集めていきます。しかも少人数なので、
吸殻を漏らさず拾うことは厳しいです。けれど、昨日は違いました。目を皿のようにして
見つけた吸殻を、さらに後の方がその取りこぼしまできちんと取って下さいます。
今年はゴミが少なかったせいか、余計吸殻が目立った感じでした。
参加した子供たちも一生懸命ハサミで取っていました。D社のH社長が、
「こんな吸殻を見ていたら、ポイ捨てする気持ちが起こらんようになるやろ」と
言っておられましたが、『生』の環境教育です。
作業の後、これも恒例の、D社敷地内で、テントも張りながら、食べ物や飲み物が参加者に
ふるまわれみなさんお祭りのようでした。
野球チームごと参加した子供たちが、一斉に「ありがとうございました」とお辞儀をして帰るのが
微笑ましかったです。

そんなイベント明けの月曜日でしたが、雨の降らない間にと2か所の現場を回りました。
普通なら一人で一日かける内容の作業ですが、天気が下る前に3人がかりで一気に仕上げました。
お庭のリフォームで先月芝生を張らせていただいたお宅の年間管理の除草作業でした。
 
施工前は、畑として利用されていた広い裸地でした。土が良いので、すぐに草が生えます。
全面の芝生ではなく、他の素材も生かして、雑草対策にも通じる内容にということでした。
縁石のブロックや、支柱も取り除き、レンガやクレオソートタイプでない枕木と、タイル。
セダムや、タマリュウ、タイムなどでグラウンドカバーにしました。
取り除いたブロックの一部は奥の花壇の土留めにして、ブロックの壁を隠すためにオタフクナンテンが
植えてあります。当初コニファーをお望みでしたが、剪定などの管理を考慮してこちらを
お勧めしました。

  
確かに手がかかりますが。やはり芝生の感触は値打ちがあります。今年は芝生にご縁が多い年でした。

帰り道すがら、その現場近くで花壇管理をさせていただいている、Tクリニックの細長い花壇も
植え込んだ秋の苗のボリュームが上がっていました。

まだ天気が持っているので、明日の予定の現場に向かいました。
入居真近の、とても広いお庭です。放置期間が長かったのか少々荒れ気味です。
お庭の原型もわかりにくくなっています。1か月ほど前に高木だけは剪定しましたが
足元の草や低木はそのままでした。ここかしこに置いてる石やタイルの類が相当量でした。
それらを片づけて、S部長と、Uさんが広いか所は肩掛け式で細かい部分は手取りで
除草作業を行いました。2t車に草を6分目ほど積んだあたりで雨が降り出しました。
夏の雨と違って、冷たい雨です。何とか区切りをつけて明日の作業となりました。
見違えるようにしたいです。


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