雨よ何処に 08.7.3


2008年7月3日

連日のように見る,天気予報の雨マークを意識した予定を立てるのですが、
なぜか雨が降りません。
もう、梅雨が明けてしまったのでしょうか?
このところ、ずっと大道筋の除草作業です。
昨年度、7月後半に入ったときには、地面も硬く、
なかなか作業がはかどらず、炎天下の作業は延々と続きました。
植えてあるガザニアがすっかり草に沈んでしまい、雑草の根ごと掘り起こすために、
ガザニアの周りの地面が掘れて、そのために夏越しの後、大量に枯死しました。
1年草の花壇のニチニチソウも、水はけのせいか、群植した部分の真ん中が
枯れてしまっていました。
それに比べると、今年は、投入人数(A子さんと私、Kさん)が少ないにも関わらず
ほぼ全花壇の除草作業が終わろうとしています。昨年度硬い土から雑草の根株を
取り除いた成果です。
1年草の花壇も、植えた、ケイトウ、アスター、トレニアが元気です。
事前に土壌改良のために有機質をたっぷり入れた効果が出たのでしょうか。
200m花壇に種をまいたスプレー咲きのひまわりの苗も順調に大きくなって花芽を
付けはじめました。同じく、200m花壇の雑草対策のために空きスペースに
種をまいたヒャクニチソウの苗も間引いてから一気に大きくなって、
これも花芽をつけ始めました。
最後に手をつけていなかった200m花壇は明日除草作業を行った
後に、緑肥植物を蒔いて、これも黄色系の花で埋まる予定です。
今年の夏の大道筋は、黄色を中心に、道路の真ん中にお花畑の出現です。
しかし、舞台裏の除草作業(特にこの数日)はきつかったです。
黙々と、手作業で、草を抜いては進んでいきます。
手ごわい、カヤツリグサ科の雑草に手間を取られます。
春はホトケノザに苦戦しましたが、今優先種はエノコログサです。
雑草も季節の移り変わりがあります。
進む方向を見ると、めげそうなので、振り返って、どれだけ進んだか見ます。
唯一の息抜きの昼食ですが、ドロドロの姿で、店に入るのももう慣れてしまいました。
除草の極意というのか。先日樹木医のSさんに素敵な話を聴きました。
雑草を抜くというのは10年先の雑草を取り除くことにつながると。
草の種は地面の中で休眠し、耕されたりして地表面近くに出始めると
発芽して成長します。種子ができる前に根絶やしにすることで
未来の雑草も抑制できるというのです。タイミングを考え継続することで年々
無駄な作業を抑えて、良い状態に持っていくというのです。
人が少し手間をかけ続けることで植物をうまくコントロールする。
多分昔の日本では当たり前の話だったのかもしれません。
残念ながら、この時代、かけ「続ける」という発想が無く、いつも単年度感覚で
ものごとが進みます。
明日はK専務、S部長、Kさんの男性陣が仕上げます。


ページトップへ