眠れない夜に見る夢は。


2008年1月30日

私の父は亡くなる2週間前に私にこう言いました。
「お前は、いつでもつかんでいるものを放すことができる。
そのことを忘れるな。」
父が亡くなった後、それまでの状況が一変しました。
私や弟のS部長は途方に暮れる日が続きました。
それでも、(いつでも放すことができるのなら、
もう少しがんばってみよう)という気持ちがこの5年間を支えてくれました。
すべてを放すことは無かったにせよ、欲、無意味な意地、
必要以上の自尊心、そして時に夢、の一部を手放すことで、
いつも壷の中から手が抜けないような状況から脱け出せました。
失ったもの以上のさまざまな出会いや、機会に感謝しながら、
また新しい経験に挑戦したいところです。
明日もまたどんな一日になるのでしょうか。


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