6月も終わりそうです


2015年6月26日

雨です。予定を考えると、作業できないのは少々痛いところですが。
それでも小休止の一日です。
作業はありませんが、諸々用事でみな事務所を出たり入ったりです。

私たちは屋外仕事が多いので、雨の中を平気で出歩く傾向があります。
というか、実は雨合羽を着ると、中は蒸れてしまって結局身体が濡れてしまうのです。
少々の雨なら両手が空くので、傘をささずにうろうろする癖がついてしまいました。
体に良いことか悪いことかはわかりませんが。
今日のような小雨は植え込みにはベストな条件です。根の痛みも少なくありません。
つい植え込み作業をしてしまいます。この仕事は本当に野生的です。
地面の上でも平気で座るというのか。元々そういったことに抵抗感がなかったせいで
私はこの世界に入っても何の違和感もありませんが。
余談ですが、息子二人が成長して、彼女ができたときに、次男が不思議そうに、
「お母さん。女子って地面に直接よう座らんねんで!」という言葉に激しく同意する
長男の姿に、思わず苦笑しました。
スカートを履いて、きれいな日傘や雨傘をさして歩く日常からどんどん遠ざかる日々です。

K専務とS部長は、自動潅水の設計内容を施主様に説明に行きました。
K専務得意の『CAD字』と呼んでいる独特の字体を含めた完璧な手描き図面を携えて
行きました。
Uさんは、諸々の月末の書類作成です。PCをにらみながらの作業です。
普段何気なく行っている一連の作業も文字に表すのは時間がかかります。

現場作業組は今日はありませんが、7月になれば、Iさん中心の別作業が始まります。
同時進行で、大阪市内の学校の芝生化工事も始まります。
昨年度は雨が降らずに、水遣りにやきもきしましたが、まだ梅雨空に間に合いそうです。
合間にさまざまな作業や工事の仕上げも控えているので、今日の静かな一日は値打ちです。

一つ一つの仕事は大きさに関わらず、すべて全力で取り組みたいところです。
みな無理や無茶はできないので、とにかく粛々と、やるべきことをこなしていく、
そんな6月の末です。

  
アジサイの褪せた色も好きです。本当はそろそろ花を落とさないといけないのですが。

雨に打たれたシマトネリコは何年も前にお客様に別の樹木の植替えで処分を頼まれたものです。
敷地の真ん中に植えたら根付きました。夏場に木陰ができるほど大きくなりました・

その下の作業台で植え込みをします。枝にはいつもハンギングのフックがかけてあります。

作業の日々


2015年6月24日

この一ヶ月あまり減ったかと思えばまた増える、一種類が千単位の草花の苗も
ようやく消滅しました。
敷地いっぱいのトレーのために駐車が難しかったのですが、今は広々です。
今日から植え込んだ苗の潅水作業が始まります。
これから3か月近く、エコ・ワークスは明け方から始動する日々が始まります。

同時進行でランドケアの作業で、自動潅水の工事も始まりました。
加えて、私を含めた高速道路下の管理作業。そして昨日に引き続き、Yさんは個人邸の
リフォーム工事です。大所帯ではありませんが、作業が細かく分かれます。
こんな風に、みながバラバラの日もあれば、昨日のように固まって行う作業もあります。
昨日は、男手が一人欠けても、厳しい作業だったのです。
それは、S邸での樹木と花壇の植え込み作業でした。
S邸はこの冬から花壇の植替えをさせていただいていますが、完成したお庭です。
弱ってきた、既存の木を撤去して新しい木を植えたいと言われたのです。
施主様は木にとても思い入れをもっておられたので樹種の選定に
時間がかかりました。携帯で撮って来られた画像を拝見したり、
ときに卸し元に行っていろんな候補の木の画像をいくつかお見せしたり。
やり取りに時間をかけました。
艶のある常緑の木で目隠しにもなる大きめの木ということで、最終的には
ロドレイア(シャクナゲモドキ)に決定しました。まだあまり見かけない木です。
私たちが見つけた頃は木の先端に小さな赤い花が残っていました。
シャクナゲより花は地味ですが、可愛い花と、照り葉がきれいです。
3m近いものですが、男性3人ぐらいで動かせるだろうと1か月前に予約したのですが・・・・

昨日は植え込みの日でした。あまり良い条件の時期ではないのですが、
掘り上げてきちんと根回しされた根鉢は予想以上に大きなものでした。
玄関に階段はあるし、塀は棒ガシで遮られ、それを越えて上からは降ろせないし、
結局車から吊り上げて下ろした後は階段の無い勝手口から人力で引っ張りました。

何とか戸口の幅を通過した後は、入り口のスロープの急坂だけは、ファイト一発?
で上げましたが。後は男性陣が樹木をひっぱり、少しずつ敷板を動かしながら
移動させます。Yさんが「まるで城の石垣づくりやな」と言っていましたが。
まあ大阪城の蛸石よりましです。穴にさえ納まれば、後はいつも通りの作業でした。
花壇作業は女性陣とUさんで仕上げ、無事に作業終了です。
ペンタスやニチニソウの色違いも含め、アゲラタム、変わり色咲きのベゴニアなど。
夏から秋の花壇が仕上がりました。

明日は、男性陣はみな、ランドケアの灌水工事です。
女性陣は個人邸の花壇のリフォームの準備作業と、鉢花の植え込み作業です。
いろんな仕事が続きます。

花✿花✿花


2015年6月14日

6月に入って、あわただしく花だらけの日々が続いています。
先週から始まったフラワーポットの仕事は、来週が山場です。
天気予報を眺めながら数千単位の花苗との格闘が続きます。

今年度はU君が責任者なのでいろんな面で積極的に施工管理して
もらっています。
他のスタッフも皆手馴れているので、やはり経験値が生きてきます。
それでも、初めての内容も含むので、しばらくは緊張が続きそうです。

このところ週末もあわただしかったのですが、今日は完全オフでした。
私の気分転換は、この時期は保存食品を作ることです。

今年はラッキョウを3㎏と、ウメを7㎏ほど、シロップやウメ酒や、
ウメサワー(酢漬け)などに漬け込みました。
普段の『ダメ主婦』が一気に、『手作り主婦』に転じます。
何事も極端な私です。

ウメ酒は以前は甘さが苦手で作ってもあまり消費できませんでした。
それでも数年前に、砂糖を控えめにして漬け込んで、それがようやく
飲めるようになってから、すっかりその味にはまってしまいました。
3年寝かせるのでその在庫が尽きないように、毎年その分量で仕込んでいます。
ちょっと前の朝のドラマの原酒の仕込みの感じです。
本当は長い年月寝かしたビンテージ風のものを飲んでみたいのですが。
作る量と消費量のバランスが取れすぎて在庫が出ません。
ウメシロップから引き上げたウメで後日梅ジャムを大量に作ります。
これも、毎朝のヨーグルトに使ったり、豚の角煮や、カレーに使います。
昨年は作りすぎて、ウメペーストがまだ消費仕切っていないのにこの時期が
来てしまいました。今年は、少し生産調整するつもりです。

ラッキョウの薄皮剝きも、ウメのおへそ(軸)取りも、結構根気のいる作業ですが。
そこは『食い意地』?というのか、美味しいものを味わいたい一心で乗り切ります。
ウメは和歌山の友人に分けて頂きますが、今年も本場の上出来のものが来ました。

外はどんよりと梅雨空、家の中はラッキョウやウメの香りがプンプンという
週末作業がこの時期、ピリピリとした仕事の合間の至福の時間です。

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