今日から5月


2015年5月1日

季節の巡りのスピードが加速しています。
軟らかな新芽は幼い毛虫の格好の餌です。
またモモやウメなどの果樹の新芽は、アブラムシや、縮葉病などが発生しています。
毛虫も、小さな間はいわゆる『なんでも効く』ような薬剤で済みますが、
ある程度大きくなってくると対象を絞って効果の出る薬剤を撒かないと
効かなくなります。

まず植栽の様子を診断した上で、薬剤や撒き方の手順をを決めるのはK専務の役割です。
病害虫や園芸種自然種を含めた植物の豊富な知識が役に立ちます。
余談ですが、『今月の花』にも出ていますが、メルボルンから帰国したハナミズキさんが
現地のナショナルパークで教えてもらった自然観察の専門家について説明するのに、
「その説明の方がね。ちょうどK専務を若くして、イケメンにしたような感じで・・・」と
言うのです。私と、Mさんは思わず(どこがK専務だろう??)と不思議なイメージに
首をひねりました。確かに『自然に詳しい』と言う部分は残っていました。

ランドケアのS社長は午前中は市内の屋上の灌水工事に行きました。
たくさんの鉢を世話をする方が亡くなられ、普段お忙しい施主様が困っておられました。
これからは安心して家を空けると、作業終了後は喜んでおられたそうです。

私やA子さんは、個人邸の年間管理の一部の花壇の植え替えに行きました。
桜の木の下の花壇は、掃いても掃いても八重桜の花びらが散ってきます。
華やかさの陰の管理の大変さは桜の木を植えておられる方しかわからないご苦労です。
花壇は早春の華やかな色からブルーホワイト系のクールな色調に変わりました。
初孫さんのために植えられたヤグチモモが今年はとてもきれいに咲いたと言っておられました。
お庭を楽しんでおられる様子を伺うのは嬉しいです。

もう一か所の現場はYさんが伺いました。リフォームを進めているのですが、先に庭の中央の
サクランボの高木を撤去して欲しいとご依頼がありました。ここ最近生ごみのカラス対策が
行き届いて餌が取れなくなったのか。木にたくさんのカラスが集まりご近所の迷惑になっている
そうです。チェーンソウやトリム(バリカン)など、道具立てをそろえて、剪定と伐採に伺いました。
あっという間にすっきりしました。この状態からプランを練ります

植物を通しての出会いが広がります。


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