庭のあり方2


2015年4月11日

我が家の庭の様子が次々に変化していきます。
毎朝雨戸を開けて、窓の外を見て、それを楽しみます。
落葉樹の新芽がどんどん大きくなって、色も変化します。
木の種類によって、皆違います。
一雨ごとに、軟らかな色合いの面積が増えていきます。
足元の花も、早春の花から春の花、そして初夏の花に移っていきます。

普段仕事で植物と関わるのですが、それを趣味として自宅でするのは結構厳しく、
いわゆる『紺屋の白袴』状態になりがちです。
それで、我が家は正式にエコ・ワークスで管理してもらっているのですが・・・
後回しにされることが多いのです。自分で自分にクレームを言うという
ややこしい関係です。時に新しい植物を使う時の試験場?にもなっています。
植物を苗の時から枯れるまで一通りのライフサイクルを見るのには、やはり
自宅の庭で使うのが一番です。
住んでいる立場で感じる庭の良さと、逆に、大変さは同時にお客様が
抱えておられる課題と同じです。

これからの季節で頭が痛いのは、雑草対策です。
我が家で庭をリフォームする際に土の露出面積を極力狭めました。
防草シートと玉砂利、枕木、ロックガーデンなど。
植栽の根元にはグラウンドカバーの植物も入れています。
それでも絶対生えてきます。
早めの除草は鉄則ですが、なかなか。理屈通りにはいきません。
ただ庭に植物が居心地良く美しくある状況と、自分の精神状態は
リンクしているようで。
庭も荒れ放題のときは、私自身に余裕が無い状況というか、植物と同時に人にも
あまり良い状態ではない気もします。そんな荒れた風景を眺めることが
またストレスの種になるという悪循環です。

そんなときに、プロの手助けで、少し自分もやる気が出るというのが
私たちの立場かなと思っています。

この週末は、仕事を離れて庭と向き合う予定です。


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