恵みの雨


2013年7月3日

連日現場作業が続いています。
毎朝5時前に起きて、ラジオ体操で始まる一日です。
高速道路の下の公園の植え込みが終盤にさしかかりました。
最初に植え込んだ樹木が暑さに負けずに新芽を吹き始めホッと安心でしたが。
足元の低木や地被植物の植え込みに神経を遣わなくてはなりません。
今回の植栽は限られた面積の中に、樹木で20種類、低木で約30種、
地被植物で約30種類もあるのです。『ミニ植物園のよう』とはご近所の方の感想です。
それぞれのバランスが考慮された設計に基づき、植え込んでいます。

色も絞り込んで季節折々の花が咲くように工夫してあります。
今は、アナベルの緑がかったクリームイエローの花が点在していますが、
もうすぐ別名ピラミラミッドアジサイのノリウツギミナヅキの花が咲き始める予定です。
遊歩道際には遊び心で、たわわに実のついたブルーベリーが植えられています。
私たちのそばでは、石工さんたちが自然石を割りながら遊歩道を作っておられます。
ダンプカーで何台も瓦礫を撤去した場所だとはとても思えないほどの変身ぶりです。
ただ時期が悪いというのか、これから一番過酷な夏を迎えます。

そのため明日からはいよいよ自動灌水のホースの敷設工事も始まります。
現在ホースで長い時間をかけての灌水が省力化できそうです。
また明け方や、夜の設定で、水の蒸発量も抑えられるはずです。
文字通りの真夏のオアシスを目指して。工事はいよいよ最終局面です。

所長さんが巡回の際に「雷雨が来ますよ」と言っておられました。
まだまだ行けるかなと思っていましたが、作業終了直前から大粒の雨が降り出しました。
まあこのタイミングならば文句なしの恵みの雨です。


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