花*花*花


2010年4月13日

敷地内花壇の牡丹の花が咲き始めました。

3年ほど前に植えた小さな株が年々大きくなっていました。
あわてて観牡丹?をしました。
今年は花の大きさも、花のつきぐあいも上々です。
最近私はどちらかというと「野趣」のあるものを選ぶ傾向があったので
対極にあるような牡丹の花のあでやかさは、まぶしいほどです。
花の色は、いわゆる牡丹色と呼ばれる紫がかったピンク色ではなく、
やや明るいマゼンタ風のピンク色です。本物の花を
造花風というのもおかしな話ですが、まるで作り物のような感じです。
ハラハラと散る桜の淡いピンクと比べるとちょっと
暑苦しいほどの、ボリュームですが、強烈な存在感です。
この時期花がどんどん移り変わっていきます。
折角の花々も見ない間に盛りを過ぎて、しまったと思うこともよくあります
特に、自宅の庭は週末ガーデニングさえ滞ると、あっという間に
盛りを過ぎて、一番きれいなときを見損ねてしまいます。
情けない話ですが・・・
今、咲いているイキシアは、一本の花にたくさんの
花をつけますが一つ一つの花の命は短くて、
短期間に咲いて散っていきます。
アイリスも同様です。
釣竿にタイをぶら下げたようなタイツリソウは比較的長く持ちます。

タイツリソウ

この時期、カラタネオガタマという、バナナそっくりの
香りがする風変わりな花が咲いています。これも、
バナナの香りがプンプンするのは、咲き始めです。

カラタネオガタマ

植えっぱなしだった原種のチューリップは見ない間に
花びらがそっくり返って終了間際です。
スズランとうすピンクのシランの開花は今週末あたりでしょうか?
植えた頃の情熱?を、つい忘れて、肝心の花を「見忘れる」なんて
もったいない限りです。
逆に思わぬところにある、植えた覚えの無い花が目に留まることがあります。
裏の鉢土の始末場所には、こぼれ種で増えたワスレナグサと
ムラサキハナナが小さな群れを作っています。数年前に土にまぎれて廃棄?したのだろう
チューリップの白い花と一緒に、洗濯物を干す私を楽しませてくれます。
バタバタと味わうにしろ、この季節にしっかり心の糧を取り込みたいところです。


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