週明けの作業


2009年11月9日

今日の作業は二手に分かれました。
大道筋の除草組と、個人邸の高木の剪定です。
大道筋は街路の中でも比較的きれいな方だと思います。。
それでも、今日は久々に扱いにくいゴミ?でした。
きれいにしていくためには逆のものと向き合わなければなりません。
個人邸の方は、動物好きのNさんのお宅です。
お庭の真ん中にウサギのケージがあって、ペアのウサギが入っていました。
下見の日にウサギを見ながら、「以前帰宅途中公園に捨てられていて。
野犬にやられると気になって連れ帰ったのが初代です。
それから、つがいにしながらずっとこの庭にウサギがいます。
他にも猫や、鳥や犬も飼っているんです。」と言われました。
何気なく、アンズの葉を取って与えたり、カキの実を与えたり。
ウサギはおいしそうにかじります。冬場はビワの葉が
餌として活躍するそうです。ただちょっと樹木の成長が過ぎるようです。
1畳ほどのスペースのケージに蔽いかぶさるような枝についた
カキの実はまるでオレンジ色の滝のようです。
その横にはボリュームこそカキに負けていましたが、
のびのびと育って、2階の屋根に届きそうなアンズの木。
ビワの木は端っこで、ワッサワッサという感じに葉が茂っています。
「他の木も垣根も思いきり切り縮めてください」
とのことでした。たわわなカキの実は収穫した後
私たちにもいただくことになりました。
作業は二回に分けて、今日はその中の高木の剪定だったのです。
高い木は登って剪定する場合もありますが、今回のカキは昔から
『カキの木から落ちたら死ぬ』と言われるように、いわゆる
ポキっと折れやすい木です。K専務曰く「たぶん他の木のようにバランスを
崩してから他の枝をつかむたわみの時間が無くてそのまま落ちるから」
だそうですが。そのため一番高いはしごをもっていきました。
もっとも熊本の山育ちのA子さんによると、子供の頃は採る人もいない
鈴なりの柿の木に登って、実を投げ合って、まさに「サルカニ合戦」
そのものの遊びをしたそうです。
作業は樹上の男性人と地上の女性陣とに分かれました。
ばっさばっさと枝葉や実を落としながら、庭の1/3近くを木陰にしていた
緑の蔽いの代わりに秋空が見えます。
2t車に積んだ枝葉と、頂いた、袋詰めのカキの実を持ち帰りました。
持ち帰った小ぶりのカキは一斉収穫だったので、熟し方は色々です。
種の入った果肉に黒い点々がたくさん入っていて、なつかしい味でした。


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