「初節句を祝う」No.133


2023年5月7日

Aです。

肌寒い時季も過ぎ、桜のピンクの世界に歓喜したと思う間もなく散る花びらから、春の息吹とともに色んな花々が咲き始めました。

いつの間にか寒さを忘れ、瑞々しく美しい新緑の季節となった5月3日に

わが家で孫の男の子の初節句のお祝いを行いました。

ちなみに5月5日『端午の節句』ということで、その語源を調べてみると

【病気や事故などから男の子を守り、困難に打ち勝ち、丈夫に成長してほしいとの祈りが込められているとか。】

30年前に息子の『端午の節句』で飾った我が家の五月人形も久しぶりのお披露目となりました

\(^o^)/
亡き義母からの贈り物である五月人形は、孫からひ孫へと継承されました・・・。

すくすく育てと想いを馳せて、飾りつけているうちに思わず感慨無量な気持ちになりましたが
何もわからない可愛い孫に、自然と笑みがこぼれ幸せ一杯な祝いの集いとなりました。

「桜花巡礼」No.132


2023年4月18日

Sです

今年の桜の開花は、全国的に観測史上最早に並ぶ開花となった地点が続出しました。最も数が多いソメイヨシノが一斉に咲き始め、一斉に散り始める。
ソメイヨシノの後は八重桜が見事に咲いて、ソメイヨシノの後も桜を楽しむことができます。

日本人にとっての桜は特別なような気がします。桜の容姿の美しさはもちろんですが、それ以外に他に二つの理由があるようです。
一つ目は、『春を待ち焦がれる感情』です。長い閉ざされた冬を超え、待ちに待った春。動植物は活気を取り戻し、人々の心も明るくなっていきます。桜は、まるでその心を表現したかのように温かみのある美しい花を咲かせ、人々もその桜を見てより一層春の訪れを実感します。
二つ目は、『命の儚さ』。私たちは桜の花が咲く前から、今か今かと待ち望み、三分咲き、五分咲き、七分咲き… やっと満開になったと思いきや、夜の雨風が強ければ、次の日にはすっかり見頃を終えてしまっていた.. こんな経験ありませんか? 「明日、どうなるかわからない」。この「生命の儚さ」と「名残惜しさ」が、私たちの心を魅了する一番の理由ではとのことです。

3/21の産経抄で、84歳で亡くなられた俳人でエッセイストの黒田杏子(くろだ・ももこ)さんのことが書かれていましたので紹介します。

「日本列島桜花巡礼」として沖縄から北海道まで、」たった一人で桜の名所を訪ね歩こうと言うのだ。満開の花の下で桜の名句を読み上げ、自作の句も献ずる。<産経抄より抜粋>

黒田杏子さんは、全国の桜の名木を見つくすために、30年近くを要したそうです。桜の花の盛りは5日間の短さで、その最もきれいな状態を見るには、当然時間も要するでしょうし苦労されたことがしのばれます。
「花巡る一生(ひとよ)のわれをなつかしみ」という黒田さんの句があります。この句には「われ」を慕わしく思い、手放したくないという気持ちを表していると、ある俳人が書かれていました。

俳句のことが何もわかっていない自分ですが、桜に魅せられ全国各地を訪れた黒田杏子さんの行動力にあこがれるとともに、各地の桜の名所をみて回る「桜花巡礼」体験をしてみたいとつづく感じました。

当社のTさんがお父さんと妹さんとみてきた奈良の「又兵衛桜」を撮った写真が見事だったので紹介します。

又兵衛桜

”桜”最高!日本人に生まれてよかった!!\(^o^)/

「侍ジャパンロス」No.131


2023年3月30日

Sです

3月21日の第5回WBC決勝戦を見た方は多いのではないでしょうか!特にあの決勝戦の9回表のマウンドに立った大谷翔平がアメリカのキャプテンでメジャーを代表するマイク・トラウトを空振り三振に打ちとり米国を下し、3大会ぶり14年ぶりの世界一奪還を果たしたシーンにしびれた方がほとんどではないでしょうか\(^o^)/
人気野球漫画「MAJOR」では、作中のW杯決勝でも日本は米国と激突。延長16回の激闘の末に主人公(投手)は敗れましたが、大谷は勝ったことからアニメを超えたとも評判になっています。
侍ジャパンについてのエピソードや感動のシーンは盛りだくさん過ぎて語りだしたらキリがありません。
WBC(ワールドベースボールクラシック)東京での中国・韓国・チェコ・オーストラリアとの予選を勝ち抜き、イタリアの準々決勝に勝利し。アメリカに移動してもその勢いのままメキシコとの準決勝、アメリカとの決勝も逆転勝ちしました!

大谷選手への関心は当然集まりましたが、ほかにも注目すべき選手は一杯いて、中でもWBCキャンプ初日から参加したダルビッシュ選手が若手選手に積極的に話しかけ雰囲気を和ませチームワークをつくりあげ、侍ジャパンの精神的支柱になった話、源田選手が小指骨折にもめげずにプレーしつづけた頑張りに選手が勇気づけられた話。更には予戦からスランプ続きの史上最年少3冠王の村上選手が、準決勝での逆転サヨナラヒットで復活し、決勝同点ホームランが反撃の口火を切った話や日系人メジャリーガーとして初参加でありながらムードメーカーしてチームを盛り上げ、日本人よりも熱いサムライスピリッツを見せてくれたヌートバー選手などなど心ひかれるエピソードには事欠きません!

WBCのTuitterから引用

そして感動するシーンやコメントも数知れず!準決勝のメキシコ戦で、1点ビハインドの9回に右中間二塁打を放ち逆転サヨナラ勝ちを演出した大谷選手の、まるでベンチを鼓舞するように3度両手を上げた雄叫びは最高にしびれました。

また決勝戦が始まる前に、ロッカールームで円陣して声出しを務めた大谷選手は「僕から一個だけ。憧れるのをやめましょう!僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」と語り、「さあ、行こう!」と鼓舞したコメントは、ファンからも「名言すぎる」と感動の声が上がっていますし。「史上最も礼儀正しい鼓舞スピーチだ」とも言われ、後世に語り継がれるとものと思います。

WBCのTuitterから引用

その大谷選手がWBCで優勝することは子どもの頃からの夢であるとともに、胴上げするために優勝すると言わしめた栗山監督は侍ジャパンをWBCの頂点に立たせた功績は大きいです!

優勝するための栗山監督の水面下の動きも念入りで、シーズンの開幕前となる3月上旬のWBC派遣に難色を示す米大リーグのメジャー球団は多い中昨年8月に渡米し、米国でプレーする選手と直接交渉。所属球団の監督やコーチとも綿密に起用法などを調整した結果。ダルビッシュ選手の2月からの宮崎合宿への初日からの参加やヌートバー選手や吉田選手の打席数確保ができたので自由に起用ができたし、大谷の救援を含めた3度の登板がかなったことも水面下の栗山監督が動きのおかげです。

さらに監督の人柄をあらわすインタビューもあります。
「世の中の管理職が若者と向き合った際にハートをつかむコツは?」との質問に、栗山監督は少し照れた様子ではにかんだ後、「今の若者だからというやり方はあまりしていない。僕は真正面に近づいて真正面から話すことをやります。選手からすると面倒くさいと思いますが正面から選手に自分がぶつかるという感覚で話をする。その作業だけは自分でしないといけない」とのこと。この感覚はどんな仕事をしていくうえで管理職としても必要なことではないでしょうか!!

どちらにしてもWBC決勝から1週間が経過しましたが、いまだにあの興奮!あの感動!は冷めずに、録画した決勝戦を連日みても飽きません(^_^)v
個人的には「侍ジャパンロス」はもう少し続くかもしれません。

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