芝地改良工事!(No.86)


2021年2月3日

Sです。

昨年暮れからお客様より依頼されていました工事を行いました。内容は約50㎡ほどある水はけの悪い芝地の排水改良と雑草が生えて管理に困っている芝地のリフォームです。

<芝地排水改良工事>
芝地の水はけが悪い原因は、面積がそこそこあるにもかかわらず排水箇所がほとんどなく、以前は芝地の端にあったU字溝(連結式の排水溝)もコンクリートで固めた植栽花壇を広げたためになくなってしまい水の逃げ場所がないことと、更に芝地の下の土がシルト(粘性土)が混じっているため水が抜けずたまりやすくなっていました。
そこで施主が悩んでおられた、強い雨など降ればいつも水がたまっていた箇所に、雨水浸透枡を埋め込みその周囲を透水性のよい砕石を入れ、その砕石の周囲は透水シートで覆い土や泥の侵入を防ぐように設置。さらに枡にたまった水を逃がすため少し離れたところに会所を新しく設け中継地とし、最終的に庭の端にあるU字溝に水が流れるように径65mmの塩ビ管を接続する配管工事をしました。これら排水改良工事が済んだ段階で試験的に散水したところ、水たまりはできず雨水浸透マスに水がたまり会所へうまく流れているのが確認できました。

Before              雨水浸透桝と会所を配管  U字溝へ

雨水浸透枡(タキロンシーアイ)

 

<芝地リフォーム工事>
次に管理できずに雑草生え放題の芝地は、前もって除草剤を散布した後(1週間あけ)に芝地表面の雑草を除去し整地をしプレートで転圧をかけます。
そのあとに防草シートを隙間をを空けずに敷き詰めていきます。最後は玉ジャミを厚み3㎝で敷き詰めて終了です。

水はけの問題もクリアーし、芝地の見栄えもよくなってお客様にもご満足していただきました!(^^)!


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