ポカポカ日和の週明けです。


2010年1月18日

寒い寒いと震えあがっていましたが、気づけば、
夕方の5時でも真っ暗にならないようになりました。
風は確かに冷たいですが、陽だまりを感じることができるようになりました。
今朝出勤すると、地面の水溜りが氷っていました。
朝陽にキラキラとしています。
子供の頃の習慣で、(この歳でも!)思わず、足で踏んで割ってしまいました。

シコンノボタンの赤系コートダジュールが先週たくさんつぼみをつけていて、
首をひねっていましたが、やはり限界を超したのかあっという間に、
萎れてしまいました。
植物は、気温にとても敏感です。低温に長時間さらされると、
葉の中にアントシアニンというものが合成されて赤くなります。
屋外に置いている、アリッサムの苗も寒さの中、葉先を赤紫にしながら
来る春を待っています。

屋外のアリッサム

年末、そのアリッサムの小苗の一部をビニルハウスの中に入れました。
うちのハウスは加温していないので、「温室」にはほど遠いものです。
ただ、日があたると、中はとても心地よい場所です。
入れたアリッサムは数日で、葉色が変化し始め、緑色の葉も大きくなり始めました。
肥料が効き始めたようです。根から水分や養分を吸い上げるのには
葉の面積が大いに関係します。もちろん気温も大きな要素です。
3週間後の先週、残りの苗も入れましたが、生育にずいぶん差が出てしまいました。

12月中旬ハウス入り
年明け後ハウス入り

今週は、10℃を越える日が続きそうなので、今日は大道筋の潅水作業を
しています。先週、土がカラカラで水切れ状態でした。
球根類はこの冬場の水やりが花の咲き具合に影響します。
ストックも花芽が上がってきているので、水を欲しがっています。
また低温には戻りそうですが、つかの間のこのポカポカ陽気の中、
広げた葉に日差しを浴びた植物の、根からガツガツ?吸い上げて育つ
姿が目に浮かびそうです。

風が冷たいです。


2010年1月6日

通常モードの日々が始まりました。
植物にとっては、年末年始も関係なく、
春に備えて、厳しい冬を乗り切っています。
それでも、生育気温が10℃前後のものは、それなりに
少しずつ生長しています。地上部が今ひとつ変化のないものでも、
地下の根は粛々と伸びて、気温の上昇で一気に、芽吹く気配を
感じさせるものもあります。
植物はある意味、とても「理」にかなっていて、分かりやすいです。
そして、思いを込めて手をかけるほどに、素直に、
こちらにも十分に応えてくれます。
若い時代。複雑?な人間を相手にするより、植物を相手にする
職業につきたいと、その分野を目指していたことがありました。
随分、回り道をしましたが、今そんな機会に恵まれています。
植物に癒される心地よさを、今年も、いろんな場面を通してお伝え
したいです。
今月の花で、ハナミズキさんが、文字通り「味わう」楽しみを
伝えてくれました。彼女は料理やお菓子・パンづくりなど。つくる方も
味わう方もなかなかのものです。
高校時代理系だった彼女にとって、料理は化学でもありアートでもあり、です。
これから少しずついろんな「味わい方」も見せてくれる予定です。
Dr.カーバチもアップしました。感度の良いカメラを抱えて、内容はもちろん
画像にもこだわるK専務の渾身?のページです。合わせてご覧ください。

あけましておめでとうございます


2010年1月1日

荒れ模様の元旦で2010年は始まりました。
ある種の草花は低温にさらされないと、花が咲きません。
厳しい季節も、後日の開花の楽しみに
この1年も植物に負けないように頑張っていきたいと思います。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。


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