クリスマスも終わって


2011年12月26日

いよいよ年末までカウントダウンです。
今日は私とA子さんと二人で赤松の樹皮の苔取り作業でした。
脚立に乗って、時には、木によじ登って、あるいは下枝を
かいくぐっての作業でした。
標準仕様?というものがあるのかどうか知りませんが、
たぶん私は同年齢の人より、筋力や、体力はあるかもしれません。
身体に良いかどうかは別にして、10kg〜20kg程度のものは
軽々運びますし、滅多にないことですが、太い枝に足をかけて
よじ登り、腕の力で身体を支えるようなことも無きにしもあらずだからです。
松の葉の根元についた細かな苔を落とすのに、
手袋も使えず、素手の作業でしたので、葉先が手に
突き刺さって、あちらこちら血が出てA子さんに「やわい!」
と笑われました。普段から素手作業のA子さんは無傷です。
途中からみぞれ混じりの雪が降り出し、着?膨れた身体が
枝にひっかからないように、普段使っていないあちらこちらの筋肉を
使って終了です。今日は本気でダイエットを考えさせられました。
今年は公共の入札こそ縁がありませんでしたが、潅水工事や、お庭のリフォームや
剪定、除草などいろんな民間のお仕事をさせて頂きました。
また、営業エリアが広がったり、地元の方のご依頼も増えてきました。
この2ヶ月ほどそれぞれの持ち場で現場が分かれることもありました。
私の担当する植え込み作業は明日でほぼ年内作業は終了です。
小さな鉢や、直径が70cm以上の鉢や、3000株の花壇も。
1個1個の苗のイメージと、全体のイメージとのバランスを考えながら
配植していくのはとても楽しい仕事でした。
使用した苗の数も種類も相当数になりました。
夕方、先日植え込んだコンテナガーデンのお宅に伺いました。
土が無いテラスのお庭にしつらえた、バスタブのような大きなコンテナを含めた
大型鉢に植え込んだ樹木や苗が、2週間経過して少し落ち着いていました。
カラーリーフの合間の球根類やクリスマスローズの花も上がって来ていました。
「枝葉が一杯茂って欲しい」と言うお客様の願いを受けて、今は貧弱な樹木の
冬を耐えた後の生長がとても楽しみです。

♪バラが咲いた〜バラが咲いた〜


2011年5月18日

街中にバラが溢れています。
今日は、個人邸のバラ園の管理作業の日でした。
K専務とItさんが伺いました。
2年前近く、うちのお客様の中の最高齢(実は近々更新しそうですが)
の90歳の施主様のご依頼で、お庭にある20本近くのバラ園に
自動潅水を敷設して、バラを含むお庭の年間管理作業をお請けしました。
80歳半ばまでは、ご自分で車も運転され、遠方までバラ苗の購入に
行かれ、土や肥料なども仕入れてお手入れされていたのですが、
水遣りも思うようにできなくなったと自動潅水の設置を希望されました。
当初、バラは根元がぐらぐらしているものもあり、
土も痩せていました。
「私が植えたものなら処分もするのだけど。亡くなった主人が大事に
していたものだから。当時はすばらしく咲いていたのだけど・・
もう一度あのバラ園が復活して欲しい」
と言っておられました。
自動潅水の敷設工事は2009年の8月にS部長が行ないました。

2009年9月当時

あれから1年10ヶ月。
バラの栽培歴の長い、病害虫対策の専門家でもあるK専務が中心に、
月1回の管理作業で、病害虫対策や、

土壌改良、施肥、及び剪定を繰り返した結果、
この春はこんなに見事に花が咲き乱れました。


2009年
現在

特に、黄色い丸印のバラの花の大きさはとても見事でした。

携帯電話との比較

潅水ホースは、土の撥ね返りがほとんどないので、
このようにバラ園の管理の省力化にはぴったりです。
夏場は朝晩の涼しい時間帯にセットしてあります。
今は別場所でお暮らしの施主様に、昨年同様
ご家族から届けられたバラの花で、喜んでいただけることと思います。

週明けの作業


2009年11月9日

今日の作業は二手に分かれました。
大道筋の除草組と、個人邸の高木の剪定です。
大道筋は街路の中でも比較的きれいな方だと思います。。
それでも、今日は久々に扱いにくいゴミ?でした。
きれいにしていくためには逆のものと向き合わなければなりません。
個人邸の方は、動物好きのNさんのお宅です。
お庭の真ん中にウサギのケージがあって、ペアのウサギが入っていました。
下見の日にウサギを見ながら、「以前帰宅途中公園に捨てられていて。
野犬にやられると気になって連れ帰ったのが初代です。
それから、つがいにしながらずっとこの庭にウサギがいます。
他にも猫や、鳥や犬も飼っているんです。」と言われました。
何気なく、アンズの葉を取って与えたり、カキの実を与えたり。
ウサギはおいしそうにかじります。冬場はビワの葉が
餌として活躍するそうです。ただちょっと樹木の成長が過ぎるようです。
1畳ほどのスペースのケージに蔽いかぶさるような枝についた
カキの実はまるでオレンジ色の滝のようです。
その横にはボリュームこそカキに負けていましたが、
のびのびと育って、2階の屋根に届きそうなアンズの木。
ビワの木は端っこで、ワッサワッサという感じに葉が茂っています。
「他の木も垣根も思いきり切り縮めてください」
とのことでした。たわわなカキの実は収穫した後
私たちにもいただくことになりました。
作業は二回に分けて、今日はその中の高木の剪定だったのです。
高い木は登って剪定する場合もありますが、今回のカキは昔から
『カキの木から落ちたら死ぬ』と言われるように、いわゆる
ポキっと折れやすい木です。K専務曰く「たぶん他の木のようにバランスを
崩してから他の枝をつかむたわみの時間が無くてそのまま落ちるから」
だそうですが。そのため一番高いはしごをもっていきました。
もっとも熊本の山育ちのA子さんによると、子供の頃は採る人もいない
鈴なりの柿の木に登って、実を投げ合って、まさに「サルカニ合戦」
そのものの遊びをしたそうです。
作業は樹上の男性人と地上の女性陣とに分かれました。
ばっさばっさと枝葉や実を落としながら、庭の1/3近くを木陰にしていた
緑の蔽いの代わりに秋空が見えます。
2t車に積んだ枝葉と、頂いた、袋詰めのカキの実を持ち帰りました。
持ち帰った小ぶりのカキは一斉収穫だったので、熟し方は色々です。
種の入った果肉に黒い点々がたくさん入っていて、なつかしい味でした。

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