日照りと草とシソジュース


2017年7月19日

母が軽い熱中症になりました。本人は生まれて初めての経験です。
精神的には少々ショックを受けたようです。ほんの少しの油断というのか、
お風呂上りにコップいっぱいの水を飲まずに、そのまま床についたらしいのですが。
クーラーを一晩中かけることはこれまでしなかったのですが、それもお医者さんに
指摘を受けて。とにかく、室内でも危険だということは思い知りました。
外気温の変化に、体温がついていけなくなってくるような夏の到来です。
子供の頃の、縁台、風鈴、打ち水のようなマイルドな夏とは違って、ハードというか
最近は『試練の夏』です。

それでも雑草は雨も無いのにすくすくと元気に成長していますし、園芸種は
やはり人間が水を遣らないとすっかりくったりになっています。
昨年の8月もとても高温で、しかも雨が少なかったのですが、今年もそんな夏に
なりそうです。梅雨明け宣言はまだですが、なんだか梅雨空は随分前に消えたような
気がします。薄い水色の空には雨雲の破片も見当たりません。
スタッフはそれぞれ個人邸の剪定、灌水作業、除草作業、自動灌水工事の見積りなどなど
各自の持ち場で暑さの中の仕事です。

紺屋の白袴というのか、造園屋の草茫々状態になりはてた敷地内の除草作業にA子さんが
まわってくれています。エコワークスのお隣は広い畑です。ご高齢の地主さんがいつもコツコツと、
草一つ生えぬように維持しておられ、時々、美味しい収穫物を下さいます。先日も赤シソを
たくさん頂き、シソジュースを作りました。普段のご苦労を知っているだけに、こちらの敷地から
種をばら撒くことの無いようにしなければいけません。

日程調整が雑草の生育スピードに追いつかず、ヤキモキしていたのですが、ようやく、昨日から
A子さんが攻めていってくれています。さすがプロ(当然!)です。ジャングルはあっという間に
きれいな状態に戻っていきます。

とにかく、日本の夏は、暑さと、草に負けないことです。

シソジュースの季節です

中央のシマトネリコはセミのたまり場です。午後になると休憩するのか鳴き声も静かになります

 


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