2016年の年の瀬


2016年12月28日

今日は気温は低いですが、穏やかな日でした。
一年のしめくくりイベントのような、門松の配達がありました。
大中小の門松には、設置してからさらに、お飾りを加えます。
今年はとてもきれいな紅白のナンテンが手に入ったので、クマザサともに、
とても華やかになりました。研修室にはランのディスプレイが完成です。
随分お正月っぽくなりました。そのせいで、一緒にいたスタッフが室内に出入りする際、
年末の挨拶なのに、思わず「あけましておめでとう・・・(明けてない!)」を
つぶやいておりました。そう言えば、以前やはり年末に「この1年」を「旧年中」に言い間違い
をしたことがあります。ほんの1週間で、『今』が『旧』になる慌しさが、日本の年末年始です。

この一年を振り返ってみると、いろんなご縁でさまざまなお仕事をさせて頂きました。
春夏秋冬、屋外作業なので四季折々の移り変わりと作業の思い出はリンクしています。
雪の寒さも、早春の芽吹きも、新緑も、暑さも、紅葉、そしてまた木枯らしの冬に。

本当にこの1年間、さまざまな方に支えられて過ぎました。
ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。
新しい年がきっと良い年になりますように。

 

師走と言う名前の滑り台


2016年12月12日

師走の滑り出しは最初はややゆるやかに。
先週は、恒例の寄せ植え講習会がありました。
それまで何度も市場に足を運んで、いろんな組み合わせの寄せ植えをつくり、
それはなんと80セットに至りました。当日、そのうちの65セットが、植え込まれました。

この講習会は、地元の企業がスポンサーになって、参加される方も地元の方たちや、
中には街づくりに関わる行政の人も混じって和気藹々と進みます。もう12回目を迎えました。
前半に、土や肥料や水の話をするのですが、その内容のために、普段いろんな
本を読んだりしています。元々、子供の頃から植物が好きでこの道に進んでいますが、
単にデザインとしてだけでなく、植物の営みの不思議というか。そういう仕組み的な面での
植物も好きです。実際に自分が目にしたことと重ね合わせて(なるほど!)ということを
できるだけ、モニター画面上でわかりやすい形で伝えたいと心がけています。
もちろん、ずっとこだわっている微生物と土の話も入れています。

そういう楽しい話ばかりだと、少々の疲れも吹き飛びますが。
ここしばらく、血圧の上がることばかりで、体調の方は絶不調でした。
元々生き物を相手にする仕事は本当に思い通りにならないことばかりですが。
もちろん、それに加えて人間も相手だと、より複雑に思い通りにならないことだらけです。
もっとも同じ植物でも農業はもっと大変だろうなあと思います。今年は人間もさることながら
野菜や花も生育しづらい1年でした。こんな年が特殊であって欲しいです。

まあそれでも、『師走滑り台』も段々急角度になってきました。
このところ行事予定表にびっしり書かれた予定を、そうでなくても焦っているのに、
気持ちが走るのか、1週間先と見間違える人がよくいます。
先へ先へと、頭の中の段取りは進んでいる証拠なのでしょうが。(エエツ!)と
驚いては、まだ1週間先という感じです。
と言いながら、あれよあれよと、年末の着地点に向かって、スピードが速まるのを
感じる今日この頃です。

 


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