暑さの中の作業


2014年7月23日

私たちの仕事はほとんど屋外です。暑さ寒さは気候の影響をもろに受けます。
特に一年で一番厳しいのは暑さの季節です。
この1週間新聞紙上でも熱中症患者が大幅に増加した旨が出ていましたが
紫外線のきつさとそれに伴う体感温度は半端ではありません。
例によって夏場の対策としてできる限り肌を露出しないスタイルになりますが、
加えて今年はついに紫外線カットのサングラスまで身につけました。
運動場は照り返しがきついのです。

自分が必死で暑さの中で作業をしているときはさほどでもないのですが、
冷房をつけた車で移動中など炎天下で作業をしている同業者の方を見ると、
(よりにもよってこんな時に・・・お気の毒)とつい思ってしまいます。
確かに限度はありますが、厳しい暑さにも『慣れ』ていくことがあります。
普段屋外作業をしていない方がいきなり炎天下作業をするのは多分危ないと思います。

造園業界の人間が炎天下に少々強い?ことの確証を垣間見たことがあります。
それは何年か前に施工管理技士の受験の際のことでした。
学科試験は9月の第1週の日曜日で残暑がとても厳しい時期にあるのです。
その日の受験会場は翌日の新聞で、日本で一番暑かった地点の中に入っていました。
いわゆる『大人の資格試験』の場合、年齢や世代にもばらつきがありますが、
特にこの試験会場では黒光り?するほどの『日焼け』の方が目立ちました。
が、加えての驚きは昼休みのこと。
大勢の方が、炎天下の屋外で寝そべったり座ったりしながら、熱い地面の上で
平然と参考書を読んでおられたことです。どんな場所でも昼食を取れるこの私でも
さすがにそれはできませんでした。それどころか、その時の私は、久々のスカートで
ストッキングを身に着けたことが仇になり、皮膚呼吸?できなくなったのか
軽い熱中症にかかって気分が悪くなっていたのです。きっといつもの作業スタイルで
行くべきだったかもしれません。
*余談ですがこの年学科は合格で、12月の試験で落ちました。リベンジは翌年でした・・・

作業の合間の休憩時に、校舎の廊下の日陰で給水し、ぼーっと座っていると
涼しい風がとても心地良く、そこでまた復活しながらの作業の繰り返しが
続きました。

 

 


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