恐るべしヒマワリ!


2014年8月18日

今日はヒマワリの撤去作業でした。
今年の品種は、キッズスマイルという名前にふさわしく、背丈が余り高くならず
それでいて花はとても大きなものでした。
種を蒔いてからほぼ2ヶ月足らずで開花しました。
播種後の水切れでやや発芽率が悪く、穴が空いた部分もあったのですが、

道路の真ん中のヒマワリ畑も後少しです

ヒマワリ自体の成長が早く、念のための追い蒔きの苗も埋もれてしまいそうでした。

ヒマワリ
7月から開花し始めて、あっという間に満開になりました。

ただ惜しむらくは、ヒマワリの開花期間は意外に短いのです。
ヒマワリの観光名所ではきっと、種を蒔く期間をずらして時間差で開花期間を
キープしているのだと思われます。この場所では残念ながらそれはできません。

ヒマワリ作業前
ハチたちがせっせと受粉して種を持ち始めたとたんに、花の中央が大きく重くなってきます。
やはり花がうなだれてしまうと観賞価値が無くなってしまいます。
そろそろ景色も秋のコスモスへの変更の準備です。
それでヒマワリには申し訳ないのですが、撤去することになりました。

作業2
まだまだ種に栄養を送ろうとして根をしっかり張っているので、なかなか抜けません。
その必死さにちょっと胸がチクリとなりながらも次々に引いていきます。
蒔いた種の量は、私の両手の平に乗るぐらいでしたが・・・・

撤去廃棄
2t車で処理施設に運んだランドケアのS社長に聞くと、660kgになっていたそうです。
持ち帰った一つの花にはこんなにたくさんの種が詰まっていました。
一体いくつの種が入っているのでしょうか?少なくともこんな花が3000個近く生えていたのです。

ヒマワリ種
『恐るべしヒマワリ』です。
でも、ヒマワリ畑のおかげで、普通は道路の中央の緑地にありがちなゴミが、ほとんど見当たらず
唯一、拾ったのはジュースの空きカップ一つでした。

ゴミ

ゴミすら寄せ付けないヒマワリオーラが出ていたかも?です。

 

 

 

盆明けの緑


2014年8月16日

毎日植物と関わっていますが、やはり仕事を離れて緑を見るのは少し違います。
私の好きな場所の一つである河内長野市の天見に足を運びました。
ここには樹齢400年の大イチョウの木のある八幡神社があります。
そこを拠点にしてぶらぶらと散策するのが私のリフレッシュの一つです。
見上げるほどの大イチョウには緑色の銀杏の実がたくさんなっていました。

400年イチョウ2
どんよりとした空の下で、遠くでブーンと草刈りの音がします。ご高齢な農家の方が
一生懸命肩掛け式の機械で草を刈っておられます。農業は本当に大変だと思います。
私たちの扱う緑地や公園と違い、風景全体(際限が無いかと思われるほど)を
相手に、日々管理しておられるからです。
それだけに、手入れされた田畑やその周辺はとても気持ち良く、心惹かれます。
そういう日本の景色を維持していくことは並大抵ではないのでしょうが。

棚田
そろそろ稲穂が見えています。
少し歩いて近くの山道に入りました。誰もいない林の中を歩きました。下枝が打ち払われて
ここかしこに曲がった小枝が落ちています。杉の木にポツンと、作業のための
1本脚のはしごが立てかけてありました。

林
小道の両脇にたくさん生えていたシダ類もまるで鳥の羽のようです。

シダ
何気ない擁壁のコンクリートでさえ、苔が張りついて趣を添えていました。

コケ
車でほんの30分ほどのところに、こんな景色があることが嬉しくて、
静けさと緑に癒された時間でした。

芝生のものがたり グリーングリーン♪


2014年8月15日

蒸し暑い一日でした。さすがに、35℃には到達していないようでしたが。
昨日と同じような湿度でした。
H小に肥料の搬入に久々に伺いました。芝生が順調に生育していました。

芝生2
遊具の下の芝生もクッションのようになっていました。大事に育てられた緑が鮮やかな色です。

登り棒下ジャングルジム
そろそろ、水量を減らしながら、芝生の地盤を締めて、芝刈りをできる状態にしていきます。
設定時間の変更で調整します。

ベンチ下

芝生縞々
この状態で、芝を刈って、肥料をやり横へ株を張らせていきます。今は上に伸びている芝が
茎を刈られることで、新しい茎が分化して、数も増え、絡み合うように芝がより密度の高い
状態になっていきます。いわゆる目が詰まって丈夫でしかもきれいになっていきます。
芝刈り回数が多いほどきめ細やかになっていきます。地域の方々は芝の管理については
とても詳しいそうなので今後が楽しみです。
ようやく芝生『らしさ』が風景に現れてきました。

 

 

 

 

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