芝生のものがたり3
2014年7月24日
本来芝生にしても、植物を新しく植えるには、夏はとても厳しい季節です。
本当は良い時期だとは言えません。根づくまでには水管理が重要になります。
随分前に空梅雨で3週間余り全く雨の降らないときに河川公園の芝生工事がありました。
そのときよりさらに2か月ほど後ろにずれ込んでいるのでなおさら条件は厳しいです。
特に芝生は上から水をかけても簡単には水が染み込みません。やはり水やりが決め手です。
今回、埋設型ホースを芝生の下に入れてあります。根付くまではその水だけでは追いつきませんが、
根付けば芝生にはとても強い味方です。すみずみまで、行きわたるように、水圧や水量を計算した
設計になっています。今回は二つの系統に分かれています。
配管工事を行い、埋設ホース(土の中でも目詰まりしない特殊な構造のホース)を
図面通りにつないでいきます
結構重さのある長いホースを引っ張るときに、使う手作りの移動式ホースリールです
埋設ホースに土をかぶせて丁寧に均していきます。この上に芝生を張るので凸凹も補正します。
グラウンドから出た残土も搬出してもらい、後は芝生を待つばかりとなりました。