神無月も残りわずか
2016年10月26日
この数日、身から出たサビというのか・・・自分が勘違いしていると勘違いして、とても
ジタバタして周りに迷惑をかけました。歳を取ると、誰もが勘違いや物忘れをする傾向が
ありますが。私のように、若い頃からそのようなタイプの人間は、より複雑に。
勘違いしていると勘違いしたり、持ってきたのに忘れたと思ったり・・・・根底にあるのは
『自分不信』というのか。自分なら絶対大丈夫と言う気持ちの真逆で、これまでの経験から
自分が一番危ないという気持ちです。この調子で行くと、普通の方がものを置き忘れる頃、
私は、持ってきていないはずのものを持って帰りそうで怖いです・・・
そんな不安も引きずりながらも季節は巡ります。凹んだ気持ちを癒してくれるのはやはり植物です。
今日は久々に、管理作業を行っている公園に行きました。ここ最近はずっと、U君に任せています。
久々に見た景色は秋色でした。背景のアメリカフウの葉が紅葉し始め、手前の階段状の花壇の
ケイトウの赤さとつながります。手前のストックは低温(15~20度)に当れば、つぼみも立ち上がって
きます。年明けまで植替えが無いので、何とか年末年始はこの花でつなぎたいところです。
事務所の敷地内のガマズミも、9月にはまだ黄色味が残る実が
真っ赤に色づいています。落葉のガマズミは赤い実ですが、
常緑ガマズミは紺色です。少しムラサキがかった色合いが黒に近い色になってきました。
このつやがなんともいえません。
ハンギングに植え込んだビデンスがたったの一苗ですごいボリュームです。
ロシアンオリーブのシルバーリーフと、背景のトクサの緑さえ、
夏の涼しさと一味違う、秋の趣になってしまうのも、光の加減でしょうか?