クーラーの中の10月


2016年10月20日

ここ数日、大阪は少しオーバーに言うと、夏のような気温です。
27℃というのは、半世紀前の子供時代に、夏休みに記録させられた日々の温度調べの中で
めったに越えない30℃以上の気温の中で、ごく『普通』に夏の日中の数値でした。
この夏、あまりにこれもまた『普通』に37℃の気温を過ごしていたので、10度も下がればさぞ
涼しく感じるかと思いきや。やはり・・・27℃は暑いです。事務所では冷房をつけました。

屋外作業は、遠方の自動潅水工事組と、剪定組に分かれています。
自動潅水工事の方は、ランドケアのS社長やU君や、K専務が作業します。
今回は一期工事です。長い灌水ホースを埋設するのに、S社長手作りのホースリール器が
活躍する予定です。いろんな職人さんたちが集う大きな工事では、それぞれこだわりの
道具をお持ちのようで、それが自家製道具のアイディアのひらめきの元になっているようです。
使いながら改良し、段々進化して今の形になっています。作業効率は段取りと同時に、道具で
大いに変わります。今回のリニューアルの成果はどうだったのでしょうか。

剪定組は、昨日から引き続いています。剪定は、概ね切った当初、少し切りすぎた感じの
見た目ぐらいが、ちょうど良い感じです。伸びた部分だけを切ると、どんどん背丈が高くなって
いきます。しかも、切ったところは枝分かれすることが多いので、あれよあれよと木のボリュームが
ふくらんでしまいます。可愛かった樹木が、まるでメタボ状態で、狭いスペースに生い茂っている
様は、よく目にする景色です。
近々お伺いするお客様が「・・・を今年は形が悪くなっているから角を出して切って下さい」と
ご要望がありました。(あれ?Yさんは昨年は切り方が甘かったのかな?)と思ってその旨伝えると。
Yさんが「せやろ。オレがもっと切らないとアキマセンでって言うたのに、残してと言われて・・」
のだそうです。多分今年は、Yさんの剪定にお任せ状態になりそうです。

プロとアマの違いは、樹木や草花の行き着く先のイメージができるかどうかかもしれません。

 

 


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