晩秋の作業


2016年11月28日

一足一足季節が冬に向かいます。
落葉樹は葉が少なくなるにつれ、枝ぶりや樹形がはっきりと見えるようになります。
『景色』として、私は紅葉や落葉が好きです。特に、ハラハラと落ちていくさまは
運動会の頃の青空と違って、少々どんよりとした鉛色の空に良く合います。

ただ・・・日常生活、もしくは作業の上では少々イメージが変ります。
やはり、落ち葉も低木の上やタイルにたくさん落ちると見苦しくなります。
このところ剪定組と、自動潅水工事組に現場が分かれています。
剪定組は、とにかく連日、個人邸から、会社の緑地など、いろんな樹木や
下草をきれいにしています。文字通り『心を込めて』しっかり掃除した後は
植物は見違えるようになります。手間をかけることで、庭がすっきりとします。
この時期いつも仕上がりが夕方なので、なかなか画像に落とせません。
作業スタッフは後片付けに追われるので、撮影を頼むのは無理です。
先日、近い現場だったので、作業の確認を兼ねて写真を撮らせてもらいましたが
あの、仕上がりのピーンとしたスッキリ感はちょっと出せませんでした。

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*こちらは10年以上前に私たちで植栽を施工させていただきました。長く維持されているのを見るのは嬉しいです*

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遠方の自動潅水工事の方もいよいよ30日が締め切りの佳境です。
配管に、配線に、ホース敷きなどなど。積み上げてあった資材がきれいになくなり、工事の
終わりが近づいているのが分かります。大きな工事は、どうしても、工程の尻尾の部分が
灌水工事なので、遅れている作業に押され、同時に、竣工日が壁のように立ちはだかり。
なかなかの切羽つまり状況です。いよいよカウントダウンが始まります。

hirakata

明日は、近々行われる講習会の仕入れです。秋の花が長く、お客様の植え替え
予定の冬の花の準備がやや遅れ気味です。良いものたくさん手に入れたいです。

免許更新


2016年11月18日

今日は、午前中、5年ぶりの運転免許証の更新に行きました。
5年たつと、結構前回の手続きの手順を忘れています。
加えて新しいシステム?(暗証番号の入力)で、初めての内容のことが
多く、久々に緊張してしまいました。(元も含めて)おまわりさんらしき人が
大勢いるので、そうでなくても、空気がピーンとした感じです。

何度も手続きの流れの資料を読み、そのビデオを見ながら自分自身の
頭の中にイメージします。(これほど丁寧に説明されているのに、間違えたら
恥だ・・・)と思いながら、自分を信用していない私には大いにストレスの
高い状況でした。有難いことに、写真撮影までは時間がかかりましたがその後は
『綺羅星』?のゴールドカードなので、講習会は『たった』30分で済みました。

前回だったか、前々回だったかの講習会の講師の先生は、とても大阪人的な
率直な方でした。
「ここにおられる方々は、運転も申し分ない『ゴールドカード』の方たちです。
ちなみに、お宅は、ゴールドカードになれたのはどうしてやと思われます?」と
前列の女性に聞かれました。するとその方は
「私は、ずっとペーパードライバーでして・・・」と言われ、すかさず先生が
「そんな方が一番危ないンや!」と、つっこんでおられました。
その後のビデオ映像での講習の際には
「みなさんには、これまでどおり安全に気をつけてもらえたらそれでいいんですが・・・
最後に、3件だけ事故例を見てください。何せ大阪人は『イラチ(短気)』が多いので
右折の事故が多い!!よろしいか」と言って、立て続けに事故の画像を見せながら、
「ハイ!右に曲がって・・ガッチャーン!もう1件右に曲がってガッチャーン。最後も
右に曲がってガッチャアーン」と言われ、「くれぐれも右折を急がないように。」と
締めくくられました。
それ以来、あのときの『右に曲がってガッチャーン』が頭にこびりついて。
私は、右折する度に思い出して慎重になりました。

おかげさまでゴールドカードも維持できました。
今日の講習会で印象的だったのは自転車事故と、ドライバーの高齢化の話でした。
他人事ではない話でした。私たちの仕事はさまざまな車に乗るので、作業と同様
移動の際にも十分安全に気をつけなければと思いました。

また5年後に緊張できたらありがたいです。

 

 

剪定の季節です


2016年11月16日

剪定・除草に大忙しの時期です。ホワイトボードの日程調整は雨を挟むと複雑になります。
大体毎年同じ頃に、ご依頼いただくお客さまは、こちらも様子がよくわかるのですが。
初めてのお客様には少々慎重に、ひとまず現場を拝見してからお見積りをお出しします。

最近の傾向としてやはり多いのが、これまでご自分(ご主人)がやってこられたが、できなく
なったので、初めて業者に頼む。と言う方です。他にも、これまで頼んでいた業者の方が
「亡くなられた(この業界の高齢化もすごいです!)」からというのもあります。
お客様の方も、相場が分からず、恐る恐る(声がそんな感じです)電話してこられます。
一応、エコ・ワークスでは必ず、現場を拝見してから見積ります。その徹底ぶりは、時に
「・・・木が一本・・」というときでさえ出向きます。主にその役割はK専務です。
『Drカーバチ』の本領発揮で、木の種類から、病害虫の様子まで記録してきます。

『お見積りは無料です』というのは、お客様には当然ながら、私たちにとっても事前に拝見
することは大事なことなのです。後日のトラブルを無くすためと、スタッフに予め段取りを
伝えて心の準備をしてもらうためでもあります。時に、使用する車や道具の大きさの選定
基準になります。

見積りは、作業内容によって作業員の員数や、作業の種類、ゴミの処理量、距離などで
決まります。時に、人材派遣と勘違いされて、やり遂げた感の後に、「・・ええと。まだ時間が
あるなら、ついでに・・」という方もおられました。そのようなお客様は、スタッフの方も
お請けした以上のモチベーションを維持するのが難しくなって結局離れていかれます。

人が作業をするので、どうしてもロボットのように能率だけを追及することはできません。
が、逆にそうであるからこそ、ついがんばりすぎてしまうことも無きにしもあらずです。
どんな作業でも達成感は必要です。このあたり、公共も民間も関係なく、切りをつけることが
難しい作業です。が、ご要望内容に加えて、仕上がりが少しでも美しくなることを目指す
ことが腕の見せ所でもあり、私たちの作業のゴールです。

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