そろそろ夏対策


2008年6月28日

昨日から大道筋のカンナ花壇の除草に入っています。
去年もここでボヤいて?いましたが、半端な草ではありません。
文字通り、草の中に身体を埋めての奮闘です。
昨日は、除草隊長のA子さんに、応援のKさん、K専務と私が作業をしました。
S部長は別仕事です。
実は最近、S部長の担当の自動潅水の仕事が増え始めてきました。
特に個人邸のお話が以前より目立ちます。
先日も、数十年間手塩にかけた庭の芝生を、人に管理してもらうことになる
施主様から設計・施工のご依頼がありました。
庭は物のように、ただ譲るという訳にはいきません。
世話をして、値打ちが出る生き物です。
この方の場合、お庭を手放される訳では無く、近くに住まわれて
今後も行き来があるので、なおさら芝生に心を残されていたのです。
そこで、管理に自動潅水の出番です。
当初予算や水量から埋設型のホースをお勧めしたのですが、
芝生を痛めるので避けて欲しいと言われ、スプリンクラー方式に設計変更です。
スプリンクラーはノズルによってカバーする面積が変わります。
広い面積をカバーできる反面、風などで水滴が飛ばされ、
撒きムラができるのが欠点です。
また水圧が低いと、予想した範囲が撒けない場合もあります。
現場の水圧を確認しながら、現場にあった部品を選び、
図面上で撒きムラを意識して、潅水範囲が重なるように、配置します。
もちろん重ねすぎると、部材の量が増え、コストアップにつながります。
また過度な潅水は芝生にもよくありませんし、水も無駄になります。
S部長は何度も施主さんと話し合い、予算的にもご満足いただける結果となりました。
設計・施工なので、内容を熟知した上で工事も心を込めて行います。
S部長は、内面は熱い男です。シビアなやり取りをしていても、
最後に「うれしいわ!」と喜ばれる施主さんの顔を見るためにがんばります。
いよいよ暑い夏が来ます。


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