嗚呼 街の『緑花』


2015年6月2日

以前にも書いていましたが、私は植物が好きで、この仕事をしています。
重労働で、3K(汚い、危険、きつい)の職種ですが、お客様が、
きれいになった風景を見て喜ばれる瞬間にいつも疲れも吹き飛びます。

特に分かりやすいのは、花です。花を見て怒り出す人はこれまで見たことは
ありません。逆に、植え込んだ草花の変化が見る人を元気づける場面に
何度も遭遇しています。
こういうやりがいを求めて、今年、堺市内のフラワーポットの仕事を
1年間請けることになりました。
昨日、発注元の協会の方とお会いして、各現場を確認して回りました。

2か月間の空白期間の間に、枯れたり草が生えたりしていますが、
これから植え込んで管理してここに花がたくさん咲いたら素敵だろうなあと
思う場所がたくさんありました。
私は、本気で街にきれいに管理された『花のある景色』があれば良いだろうなあと
思っています。花を植える、水をやる、という単純なことの中には草花の管理作業や
それに関わる情報がたくさん必要になります。
それを仕事としてさせていただく機会があることを嬉しく思っています。

花いっぱい・・・というキャッチフレーズは全国にあふれています。
が、なかなかその言葉のような景色を維持するのは大変です。
実は、昨日少し心が凹んでしまいました。厳しい現実に直面したからです。
景色の値段というのでしょうか。それを誰が負担するのかと言う問題も含め、
この一年私が見聞きすることはきっと、これまで迷いなく進んできた私を
立ち止まらせ、考え込ませるかもしれません。

それでも、スタートし始めました。
また花に埋もれる楽しい日々が始まります!


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