旅立ち


2015年4月27日

先週の金曜日、寄せ植えやハンギングバスケットを作る敷地内中央の テーブルで
作業していたUさんが突然「何あれ?」と叫んで室内に飛び込んで来ました。

見れば、満開間近のモッコウバラのアーチの向こうに黒い点々が見えます。
よく見れば細かく動き回っています。

すぐに反応したのはドクターカーバチことK専務。
「ミツバチの分封ですね」と即カメラをもって飛び出しました。
私たちも意味も分からず飛び出しました。

外はブンブンとハチが飛び回っています。 空中の点々の数が減り始めたと思ったら、
しばらくして 「集団で塊になりますよ」のK専務の予想通り、
アーチの横木を 見ると、とんでもない数のハチが塊になっています。
昔見たアニメでハチの大群に追いかけられたときに、ハチの大群が
大きな手になったり、魔物の顔になったりするシーンがありましたが。
まさにそんなイメージで一つの物体になってそれがうごめいている感じです。


多分、来月の『・・の虫めがね』のネタになりそうなので、詳細はそれを 楽しみにしますが。
何でも、旧女王バチが、新しい女王バチが生まれた後、 旧の臣下を引き連れて、
元の巣を出て新天地を探す行動のようです。
居心地の良い、場所を後輩に譲って、思い切り良く長旅に出て、 しばし
エコワークスの敷地で休憩をとっているようです。

普段作業で、ハチと出会うときは警戒心むき出しですが、少し 愛しささえ
感じるほどでした。
決断をして集団を引き連れる 女王バチとちょっと会いたかったです。

日曜日に来たときにはもう一匹残らず移動した後でした。
 良い場所にたどり着いているかなと思いました。

春先から威力を発揮する自動潅水!by S部長


2015年4月13日

三寒四温とはよく言ったもので、暖かな日が続いてきたと思ったら、突然
「春の嵐」が吹いて気温が下がるなど・・春の天候は変わりやすいものです!
ただし、植物にとって、春は芽吹きのシーズンでもありますし。
この季節は菜種梅雨と呼ばれる雨で比較的降水量も多いのですが・・・それが明けると。
気温の上昇とともに生長も盛んになり、空気も土も乾きやすいので、植物を活き活きと
保つためにも水やりは大変重要になってきます。

水やりと言えば、普通は植物の上からホースで散水するのが一般的です。

ただこのやり方だと葉っぱを湿らせても、最も水分が必要な根っこに吸収されるのは、
散水した内の20%ぐらいと言われています。
しかも花や葉をいためることが多いです。
時に早く終わらせたくて猛烈な勢いでホースの水遣りをする方もおられます。
そんなときは土も痛めます。
一方で地面に設置する潅水ホースなら、ポタポタと穴から染み出る水が100%
根っこに吸収されることになります。従って効率の良い散水という意味では、
潅水ホースを植物の根元に布設するのが
「ベターな水やり」と言えます。


このベターな水やりである潅水ホースに加えて、必要な時間に!必要な水を!無人で!
散水する方法
「自動潅水システム」を組み合わせると、「ベストな水やり」
可能になります。

 この潅水ホースは土の中に埋めても、水がでる穴が目詰まりすることもなく、またどの穴
(30㎝間隔)からも均一に水がでる優れもののホースです。

堺市内の病院で施工した自動潅水システムは、ソーラーコントローラ(省エネタイプ)を
使用しています。

このコントローラは、別チャンネルで2カ所以上の電磁弁を開閉できるので、
潅水方法設定時間設定水量を変えることができます。

この施工例の場合、

  1. チャンネル1から潅水ホースの各穴から水が出ます

  2. チャンネル2から芝生に設置したポップアップ式スプレーから水を噴射し回転しながら散水をします。


    普段は地面の下に隠れています。
    水圧で立ち上がって水を撒きます。

  3. チャンネル3からハンギングにとりつけたオクタフローと呼ばれる部品から水が出ます。

    オクタフローは水量を調節できます

    この施工例の場合、といった具合に3通りの異なる潅水方法が実現できます。

潅水システムをうまく組み合わせることで、非常に便利で花や植木の管理が
楽になるとともに、活き活きとした状態を保つことが可能になります!

庭のあり方2


2015年4月11日

我が家の庭の様子が次々に変化していきます。
毎朝雨戸を開けて、窓の外を見て、それを楽しみます。
落葉樹の新芽がどんどん大きくなって、色も変化します。
木の種類によって、皆違います。
一雨ごとに、軟らかな色合いの面積が増えていきます。
足元の花も、早春の花から春の花、そして初夏の花に移っていきます。

普段仕事で植物と関わるのですが、それを趣味として自宅でするのは結構厳しく、
いわゆる『紺屋の白袴』状態になりがちです。
それで、我が家は正式にエコ・ワークスで管理してもらっているのですが・・・
後回しにされることが多いのです。自分で自分にクレームを言うという
ややこしい関係です。時に新しい植物を使う時の試験場?にもなっています。
植物を苗の時から枯れるまで一通りのライフサイクルを見るのには、やはり
自宅の庭で使うのが一番です。
住んでいる立場で感じる庭の良さと、逆に、大変さは同時にお客様が
抱えておられる課題と同じです。

これからの季節で頭が痛いのは、雑草対策です。
我が家で庭をリフォームする際に土の露出面積を極力狭めました。
防草シートと玉砂利、枕木、ロックガーデンなど。
植栽の根元にはグラウンドカバーの植物も入れています。
それでも絶対生えてきます。
早めの除草は鉄則ですが、なかなか。理屈通りにはいきません。
ただ庭に植物が居心地良く美しくある状況と、自分の精神状態は
リンクしているようで。
庭も荒れ放題のときは、私自身に余裕が無い状況というか、植物と同時に人にも
あまり良い状態ではない気もします。そんな荒れた風景を眺めることが
またストレスの種になるという悪循環です。

そんなときに、プロの手助けで、少し自分もやる気が出るというのが
私たちの立場かなと思っています。

この週末は、仕事を離れて庭と向き合う予定です。

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