弥生三月


2010年3月18日

この二ヶ月あまり、体調ではなく、精神不調でした。
いろんな意味で、この6年間ほど、なりふり構わず
猪突猛進?してきた反動かもしれませんが。
自分が信じて疑わずに向かっていく目標が少々ぼやけるというのか。
迷いが生じるというのか。時勢に振り回されるというのか。
おかしな例えですが。エンジンがなかなかかからないときに
チョークを引きながらやりすぎて、余計湿ってかからないと
いうようなもどかしさです。
(余談ですが、造園作業には引っ張ってエンジンをかける道具が
やたら多いのです。ブロアー、薬剤散布や潅水用の機材。
チェーンソー、刈り払い機など引き加減や引っ張り角度などで、
「一発点火」と「何度も失敗」に分かれますが。)
穴に落ち込むような気持ちから脱出する処方として、
大阪人の私は日々の暮らしの中で少しでも「笑い」を探します。
泣きたいようなことも「ネタ」にすると、客観視できるから
不思議です。
そんな気分の合間にも、植物に関わる作業としては、
個人邸の玄関前のリフォームや、ロックガーデンの植え込み、
コンテナガーデン、年度末の仕上げの大道筋の植え込みや除草作業
などがありました。
それらをスタッフと一緒にこなしながら、日々を送ってきました。
同じ空の下で笑い合いながら共に生きていくというのは
それだけでも、とても大事なことかもしれません。
春めく日がようやく近づいてきました。
私は私なりの生き方で、今を大切に、精一杯がんばっていこうと
思う今日この頃です。


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