ちょっと嬉しいこと


2016年5月15日

毎日楽しく笑いながら日々を送るのは理想ですが。
現実世界ではなかなかそうはいきません。
当然ながらきれいな花を扱う仕事も『きれいごと』ではありません。
もっとも、花より人間の方が複雑です。

いろいろ考えさせられることが続いて、少々凹んだ日々が続いていました。
それが、さりげないお客様とのやり取りで、消えていきました。
一つは、「・・・こんなにまだきれいに咲いています・・」の言葉と共に、送られてきた
花の画像です。お客様のご事情も知った上で、送って頂いた画像から元気を頂きました。

後の二つはどちらも以前施工させて頂いたお客様です。
玄関前の花壇のリフォームに自動潅水を施工し、植え替えを含め、10年程
年間管理をお請けしているHさんです。お話して、最近外に出るのが億劫だと
言われました。それでも初めてのころよりお元気そうです。外に出られるきっかけに、
植え込んだ花が一役買えばと願いながら作業しました。

最後は、昨年施工させて頂いた、お庭のお客様です。
お父様から受け継いだお庭で、さまざまなハーブや、少量の野菜を育て、芝生も青々と
気持ちよく管理されています。焼いたケーキの飾りつけに、お庭のチャイブの葉を飾り・・・
実はこちらは10年(抜けたりしながら)近くハナミズキさんと一緒に通う、料理教室の先生の
お宅なのです。ケーキは今回のレッスンの課題の一つです。元プロのパティシエだった
先生から手ほどきを丁寧に受けているのに、なかなかものにならない二人(私だけ?)です。
材料の市販のハーブ類が、お庭から直採りになったことがちょっとうれしいです。
たくさん収穫したバジルも保存用のソースとしてレッスンに出てくることもあります。
試食タイムでは奥様のご趣味の素敵なカップで濃い目のコーヒーと一緒に頂きました。

つい庭に目がいってしまうのですが、自動潅水も一役買っているのか、本業でお忙しい
共働きご夫婦のお庭とは思えないほど、すべての植物が生き生きとしているね。とは
相方のハナミズキさんの感想です。

この仕事で嬉しく感じるのは、思い通りの施工ができたことはもちろん、お客様が
そのお庭を十分楽しんでおられる姿を拝見することが私には一番かなと思います。
エコ・ワークスが目指す庭づくりというのか植物との関わりの原点をそこにあるからです。
それは、一鉢から広い面積も含め、公共民間に関わらずです。

とても気持ちがアップしました。

週明けは寄せ植え講習会から始まります。これも植物を通した関わりから元気をもらえそうです。
その後は、公園での『粛々』の人力除草作業の始まりです。
だんだん現場が分かれていきそうで、人や日程調整のやりくりに追われそうです。

DSCF4578

焼き上がったタルトだけより・・・

TARUTO

グリーンを乗せると・・・

SARATUKI

画像はハナミズキさんの提供です。

 


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