「しょうぶ」する?


2016年5月23日

最近の私のPCは『しょうぶ』と入れるとすぐに『菖蒲』と変換してくれます。
ほんの少し前までは、多分、『勝負』だったはずです。
とにかく、今年度は、ハナショウブで始まりました。公園の菖蒲園の管理業務は
初めての挑戦なので、本当にピリピリしながら工程をこなしています。

先日は第二回目の除草でした。その後は、薬剤散布でした。花弁にしみを作る
ムシと、葉に出る病気の予防と対策の薬剤散布です。
その後は、咲き始めた花の二番手三番手のじゃまにならないようにハナショウブの
花ガラを摘む作業です。開花期間ほぼ3週間で、二日に一度の頻度で作業します。
と当時に、段々気温が上がって、しかもたくさんの花が咲くのに降水量が足りない
ので、ホースで散水します。周辺のアジサイも咲き始めるので、そちらへも
水を遣ります。
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今日は、A子さんと2人で、花ガラ摘みと、ホース散水でした。
花ガラ摘みは、花苗を良く扱う私たちには日常作業で、特にU君などは手早いの
ですが、ハナショウブの場合は、二番花、三番花のことも考えながら取ります。

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A子さんの袋がどんどん埋まります

普通の草花でしたら種のできる部分まで取るのですが今回は、花の部分だけ取って
良い代わりに、すべての花が終わった茎ごと葉の付け根で切り取ります。

そのような、『茶摘み』ならぬ『花ガラ摘み』は結構手間がかかります。

ハナショウブの満開を楽しみにしていた私としては、待ちに待った!と
言いたいところですが・・・同時に、花ガラ摘みの莫大な量を考えると、
複雑な心境です。多分、この作業が終わるころ、私はこれまでの一生分の
ハナショウブを見ていることになるかもしれません。

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今の時点で45ℓゴミ袋に2袋ほどです。3分咲き?の段階で。

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紫色の花がとても多いです。鮮やかな色は服や手も染めます。

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私の好きな花の一つです。とにかく品種が多いのがこの園の特徴です。これからまだまだ咲き始めます。

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私の好きな花PART2です。まだまだ心変わりしそうです。

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黄色は三種類あるそうです。これは金鶏と言って、花弁に茶色い筋が特徴です。これもなかなか良い感じです。

男性陣は、別工事です。現場がどんどん分かれます。

ちょっと嬉しいこと


2016年5月15日

毎日楽しく笑いながら日々を送るのは理想ですが。
現実世界ではなかなかそうはいきません。
当然ながらきれいな花を扱う仕事も『きれいごと』ではありません。
もっとも、花より人間の方が複雑です。

いろいろ考えさせられることが続いて、少々凹んだ日々が続いていました。
それが、さりげないお客様とのやり取りで、消えていきました。
一つは、「・・・こんなにまだきれいに咲いています・・」の言葉と共に、送られてきた
花の画像です。お客様のご事情も知った上で、送って頂いた画像から元気を頂きました。

後の二つはどちらも以前施工させて頂いたお客様です。
玄関前の花壇のリフォームに自動潅水を施工し、植え替えを含め、10年程
年間管理をお請けしているHさんです。お話して、最近外に出るのが億劫だと
言われました。それでも初めてのころよりお元気そうです。外に出られるきっかけに、
植え込んだ花が一役買えばと願いながら作業しました。

最後は、昨年施工させて頂いた、お庭のお客様です。
お父様から受け継いだお庭で、さまざまなハーブや、少量の野菜を育て、芝生も青々と
気持ちよく管理されています。焼いたケーキの飾りつけに、お庭のチャイブの葉を飾り・・・
実はこちらは10年(抜けたりしながら)近くハナミズキさんと一緒に通う、料理教室の先生の
お宅なのです。ケーキは今回のレッスンの課題の一つです。元プロのパティシエだった
先生から手ほどきを丁寧に受けているのに、なかなかものにならない二人(私だけ?)です。
材料の市販のハーブ類が、お庭から直採りになったことがちょっとうれしいです。
たくさん収穫したバジルも保存用のソースとしてレッスンに出てくることもあります。
試食タイムでは奥様のご趣味の素敵なカップで濃い目のコーヒーと一緒に頂きました。

つい庭に目がいってしまうのですが、自動潅水も一役買っているのか、本業でお忙しい
共働きご夫婦のお庭とは思えないほど、すべての植物が生き生きとしているね。とは
相方のハナミズキさんの感想です。

この仕事で嬉しく感じるのは、思い通りの施工ができたことはもちろん、お客様が
そのお庭を十分楽しんでおられる姿を拝見することが私には一番かなと思います。
エコ・ワークスが目指す庭づくりというのか植物との関わりの原点をそこにあるからです。
それは、一鉢から広い面積も含め、公共民間に関わらずです。

とても気持ちがアップしました。

週明けは寄せ植え講習会から始まります。これも植物を通した関わりから元気をもらえそうです。
その後は、公園での『粛々』の人力除草作業の始まりです。
だんだん現場が分かれていきそうで、人や日程調整のやりくりに追われそうです。

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焼き上がったタルトだけより・・・

TARUTO

グリーンを乗せると・・・

SARATUKI

画像はハナミズキさんの提供です。

 

少しは私に愛を下さい~♪


2016年5月10日

表題は懐かしい小椋佳さんの1曲です。私たちの世代では、ユーミンこと
荒井由美さんと同時期の青春時代の思い出ソングですが。

私に『愛』をねだったのは、我が家の庭の植物たちでした。
今朝外に出て、少し落ち着いてみると、雨に打たれて伸びた茎葉が
重たく枝垂れて。少し荒れた感じの景色でした。
(今の私の状態かな?)と思いました。玄関横のニオイバンマツリは香りだけは
毎日感じていましたが、花の一番美しい時期は少々見逃してしまったようです。
ほとんどの花が最後の色の白色になってしまっていました。
nioi

ゴールデンウィーク中に、ほんの気休めに自宅に植えてあるフリンジラベンダーを
刈り取って、ラベンダースティックを作りました。市販されているイングリッシュ
ラベンダー製のスティックのような繊細さはありませんが。我が家の夏でも平気な
フリンジラベンダーは惜しげもなく、花を刈り取れるので工作にぴったりです。
出先で見つけた、洗濯ばさみをくるんだおサルさんにくわえさせてみました。
本来癒しのスティックをを必死?でくわえさせるのは少々趣味が悪そうですが。

rabenda-

今日は久々の仕入れです。来週の講習会の準備と、個人邸のお客様の植え替えの
苗選びです。

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