夢見月


2016年3月24日

子供のころから、マイペースが好きでした。
どちらかというと、人と競うのはあまり好きではありません。
ただ、負けん気は強い方でしたので、できないときは、
悔しくて泣きました。他人というより自分に負けたくありません。

最近。しがらみの中で、いつの間にか動きづらくなっている
自分に気づきました。よくよく考えれば、いつでもつかんでいるものを
離せば私は自由のはずです。
人生は、本物のかけっこと違って、いざとなれば、トラックから外れて
自分の好きな道筋でゴールを目指すことも可能です。
人と違うゴールを目指すことだって可能です。

夢を語るのは、ずいぶん昔に心の奥にしまい込んだつもりでしたが、
先日ある方に思わず話してしまいました。すぐに反応してくださって、
夢を少し形づくる場まで提供していただけました。
そうしたら久々に心も軽くなりました。

人間は確かに霞を食べては生きていけませんが、心の栄養は
金銭だけでは賄えない気もします。
もちろん、みな生きていかなくてはいけません。
結局人生は矛盾だらけです。でも時には自分が本当に目指したかった
ことを追いかけてみたくなるものです。

ハナミズキさんに以前教えてもらいました。弥生三月は「夢見月」でした。


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