五色の短冊♪


2016年7月7日

今日は七夕です。大好きな『銀河鉄道の夜』や『銀河鉄道999』の『銀河』
という言葉と、『天の川』という言葉は少しイメージが変わりますが、それでも、
夜空に広がるぼんやりとした白い帯状の星をいつか眺めてみたい・・・と
思ってもう何十年も経っています。

先週から絶不調となってしまいました。原因ははっきりしています。
持病のリウマチにもかかわらず、すっかりそのことを想定し忘れて動いていました。
忘れていたわけではありませんが、気力が痛みを感じる部分を隠していたというのか・・・
今月に入ってあまりの筋肉痛に、近所の整形外科に行きました。
「主治医の先生はどう言われるか知らないが」、と前置きして先生は、少し厳しく
「せっかく、薬を使っていろんな関節の炎症を止めているのに、君が物理的な力を
加えていては効果は安定しない」と言われました。

私の頭の中には、割れたお茶碗の破片を接着剤で慎重にくっつけている自分が
同時に、そのお茶碗をコンコンと叩いている姿が浮かびました。
ひとまず、痛み止めを戴いたのですが、それが結構良く効くのです。そのため
楽になるとつい動いてしまいます。悩ましいところです。

今夜は目に見えない笹に、「健康」と書いたこれも見えない短冊をつけ、夜空の
星の川に流したいところです。

ビニルハウスの中


2016年1月12日

このところ雨が降らず、工事組も作業は順調です。

敷地内の植物はやや乾燥気味です。自動潅水の設定も
冬場は週に一回か二回に減らしてあります。そのせいで、苗置き場の
ポット苗はやや水切れ状態です。それに比べてビニルハウスの中は
風が当らない分、水分は足りているようです。

エコ・ワークスのビニルハウスは『温室』ではありません。
冬は寒く、夏は暑く、中に入っている植物も結構過酷な条件で
いわゆる『温室育ち』には程遠い状況です。
それでも、お日様が照っていたりすると、風が無い分体感温度は高いです。
普段、放置に近い状態ですが、今日久々に見ると、
テイキンザクラが咲いていました。西インド諸島原産のこの植物は
大阪の屋外での越冬は少々厳しいです。
石垣島サクラ

時に、このハウスには、他の場所で葉が落ちたり、枯れた様になって
戻って来た観葉植物があります。それが段々復活してきます。

ウンベラータは枝だけだったのに、今は大きな葉っぱがワサワサとついています

ウンベラータは枝だけだったのに、今は大きな葉っぱがワサワサとついています

観葉植物

オーガスタもコンシーネも葉が無い状態から戻りました。

日当たりが良いので、夏場は厳しい状況ですが、そのたっぷりの光を浴びるせいか
ミルクブッシュのコーラル(珊瑚)と呼ばれる品種は発色がきれいに出ます。

ミルクブッユ(コーラル)

ミルクブッシュ(コーラル)

ちょっとした、観葉植物の保養場です。お客様のところで、伐採してしまったり
撤去してしまったりした名残をA子さんが鉢植えしたものも混じっています。
唯一A子さんが株分けをしたり植え替えたりしてくれています。

高さ3m近いドラセナの木の根元の小さな芽だけが残りました

高さ3m近いドラセナの木の根元の小さな芽を大事に育てたらこんなに大きくなりました。

昨年は見損なったシンピジュウムの花は今年もつぼみが上がっていました。

時に、石油ストーブが炊かれ、道具類のメンテの場所にもなる、室内とはまた
一味違う場所です。

ストーブ

 

時の過ぎゆくままに・・・


2014年11月18日

今日は男性陣の一部はH小学校の芝刈りと施肥の作業でした。
ちょうど一か月前に行われた、オーバーシーディングの芝草が芽を出し、色あせていく
張芝の表面が青々と蘇ってきました。

軟らかな緑が、この冬中残っていると、オーバーシーディングの値打ちが出ます。
張芝に比べると、西洋芝の葉はとても柔らかく、同じ芝生でも違った感触です。
運動場に芝生があって、その上に子供たちが戯れる景色というのはとても素敵です。が、
本当は、学校というのはそんな穏やかな日々だけではないのです。

先日、かつて私が勤めていた小学校に、園芸委員会の指導を兼ねた花壇の植え込み
に行きました。私が新任だったころの先輩のS子先生が数年前に赴任されて以来
この時期に声をかけて下さいます。5,6年生30名ほどと一緒に200株ほどの苗を
植え付けます。委員会の先生方もついて下さいます。
最初に、教室のモニター画面で、土や水や肥料や、雑草の話をします。
少し『理科っぽい』話になりますが、教科書で扱わない分野なので
結構興味を持ってくれます。その後の作業は、『現場作業』色を出し、
「スコップはこう持ってこう使います!」といつものように、逆手持ち?で
力いっぱい土に突き立て、手際よく植え込むとちょっと感心してもらえます。
と、ここまでは順調なのですが・・・初めて苗を植える子供も混じっています。
30人ほどの子供たちのそれぞれの作業量や、作業時間や集中力が違う中で、
一人で植えてしまえばあっという間の作業を、『やってもらう』ことの大変さを
いつも感じます。あの短時間でさえそうなのだから、学級経営は大変だろうなあと
思いました。

植栽は常に管理が大事です。学校に芝生があることを支えていくのは、
いろんな方たちの連携や協力はもちろん、省力化もポイントだと思いました。
それでも、一見やんちゃそうに見える子供が、積極的に手伝ってくれる姿は、
とても微笑ましいものでした。後日S子先生から、子どもたちが自分たちの植えた花壇に
いつもより思い入れを持って水やりをしていると伺いました。
卒業式や入学式には花いっぱいになって欲しいです。

 
新任の時に教えていた教室です。30数年前は
つやつやだった樹皮に我が身も重なり、歳月を感じます。

 

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