「伏兵あらわる!」No.134


2023年8月15日

Sです。

我々造園屋だけでなく、この猛暑で外作業することは非常につらいし大変です‼

われわれも作業するときは空調服を着て、たっぷりの飲み物を準備して現場に赴きます!いくら作業慣れしているベテランでも、生身ですから休憩や給水をきちんととって、慎重に仕事に臨み「ご安全に」その日を終えないといけません。にもかかわらずこの日の現場に伏兵があらわれました・・・・。

兵庫県伊丹のアミューズメント施設の植栽管理の作業を2日間にわたり実施していました。下見も完璧にして作業分担もしっかり決め、天気もまったく問題なくつつがなく終わると思っていた2日目の最終日。

広い立体駐車場を囲む3mはあるブロック塀のフェンスからはみ出しているアベリアの生垣を刈り込んで、あともう少しで終わろうとしていた矢先に、作業していた最年長のTさんが飛んでいるスズメハチを見つけました。同時にアベリアの茂みに蜂の巣を見つけたときにはTさんは刺されました。その近くで作業していたOさんが蜂退治のエアゾールもってやっつけにTさんの方に寄ったところを同じく刺されてしまいました(-_-

スズメバチ(ネットより引用)

やきもきしながら下から見ていた私は、蜂をたたき落そうと熊手を持って近寄ったところ、追いかけていた蜂の後ろ姿が突然向きをこちらに変えて向ってきました!まるでスローモーションを見るように振り返ったオレンジ色の顔の真っ黒な目で蜂がにらんだ時の恐怖は忘れられません。怒り⇒恐怖 追いかける⇒逃げる 慌てて逃げ去り刺されることはなかったものの、勢いあまってこけた拍子に右胸を強打しました。(それから咳をしても痛みが走る状態が続いています)

この作業中に伏兵あらわる!

TさんOさんは3mの高さで梯子にのぼっての作業ですから、逃げることができず刺されてしまい気の毒なことをしました。幸いに凶暴なオオスズメバチではなかったので、大事にはなりませんでしたが、あと少しで作業が終わる寸前にこのような結果となり残念です・・・。ほんとうに何が起きるかわかりません。

撤去したスズメバチの巣の残骸

まさに予期せぬこと!まさに「伏兵あらわる」の真夏の出来事でした💦

「初節句を祝う」No.133


2023年5月7日

Aです。

肌寒い時季も過ぎ、桜のピンクの世界に歓喜したと思う間もなく散る花びらから、春の息吹とともに色んな花々が咲き始めました。

いつの間にか寒さを忘れ、瑞々しく美しい新緑の季節となった5月3日に

わが家で孫の男の子の初節句のお祝いを行いました。

ちなみに5月5日『端午の節句』ということで、その語源を調べてみると

【病気や事故などから男の子を守り、困難に打ち勝ち、丈夫に成長してほしいとの祈りが込められているとか。】

30年前に息子の『端午の節句』で飾った我が家の五月人形も久しぶりのお披露目となりました

\(^o^)/
亡き義母からの贈り物である五月人形は、孫からひ孫へと継承されました・・・。

すくすく育てと想いを馳せて、飾りつけているうちに思わず感慨無量な気持ちになりましたが
何もわからない可愛い孫に、自然と笑みがこぼれ幸せ一杯な祝いの集いとなりました。

「桜花巡礼」No.132


2023年4月18日

Sです

今年の桜の開花は、全国的に観測史上最早に並ぶ開花となった地点が続出しました。最も数が多いソメイヨシノが一斉に咲き始め、一斉に散り始める。
ソメイヨシノの後は八重桜が見事に咲いて、ソメイヨシノの後も桜を楽しむことができます。

日本人にとっての桜は特別なような気がします。桜の容姿の美しさはもちろんですが、それ以外に他に二つの理由があるようです。
一つ目は、『春を待ち焦がれる感情』です。長い閉ざされた冬を超え、待ちに待った春。動植物は活気を取り戻し、人々の心も明るくなっていきます。桜は、まるでその心を表現したかのように温かみのある美しい花を咲かせ、人々もその桜を見てより一層春の訪れを実感します。
二つ目は、『命の儚さ』。私たちは桜の花が咲く前から、今か今かと待ち望み、三分咲き、五分咲き、七分咲き… やっと満開になったと思いきや、夜の雨風が強ければ、次の日にはすっかり見頃を終えてしまっていた.. こんな経験ありませんか? 「明日、どうなるかわからない」。この「生命の儚さ」と「名残惜しさ」が、私たちの心を魅了する一番の理由ではとのことです。

3/21の産経抄で、84歳で亡くなられた俳人でエッセイストの黒田杏子(くろだ・ももこ)さんのことが書かれていましたので紹介します。

「日本列島桜花巡礼」として沖縄から北海道まで、」たった一人で桜の名所を訪ね歩こうと言うのだ。満開の花の下で桜の名句を読み上げ、自作の句も献ずる。<産経抄より抜粋>

黒田杏子さんは、全国の桜の名木を見つくすために、30年近くを要したそうです。桜の花の盛りは5日間の短さで、その最もきれいな状態を見るには、当然時間も要するでしょうし苦労されたことがしのばれます。
「花巡る一生(ひとよ)のわれをなつかしみ」という黒田さんの句があります。この句には「われ」を慕わしく思い、手放したくないという気持ちを表していると、ある俳人が書かれていました。

俳句のことが何もわかっていない自分ですが、桜に魅せられ全国各地を訪れた黒田杏子さんの行動力にあこがれるとともに、各地の桜の名所をみて回る「桜花巡礼」体験をしてみたいとつづく感じました。

当社のTさんがお父さんと妹さんとみてきた奈良の「又兵衛桜」を撮った写真が見事だったので紹介します。

又兵衛桜

”桜”最高!日本人に生まれてよかった!!\(^o^)/

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