ビュワーン ビュワーン 走る・・・・・・♪


2014年4月27日

表題の曲は「青いひかりのちょうとっきゅう・・・」と続く、1967年に作られた、
「はしるちょうとっきゅう」という新幹線の歌です。
この4か月の間私は、「ひかり」だけではなく、「のぞみ」にも乗りながら、
月末になると一泊二日で、大阪と東京を新幹線で往復していました。
それは、『コンテナガーデニング講座』の勉強のためです。
昨日ようやく最終日の資格試験を受けて帰ってきました。

以前から興味はあったのですが、遠方であることで二の足を踏んでいました。
何せこの歳まで恥ずかしながら一人で上京(宿泊する!)ことすらなかったので。
やはり一歩踏み出すといろいろ新しいことも学び、新しい方たちとも出会えます。
初めの方こそ、新幹線に乗るだけで興奮し、窓から見える富士山に感動していましたが
最後は試験勉強で車窓を見るひまもなくなりました。

私たちの関わる仕事が最近造園業界だけではなく、園芸やガーデニングや
建築関係の仕事の一部になったり。携わる人たちも、異業種の方であったり、
市民ボランティアであったりすることが増えてきました。
これまでの知識や技術だけでは、物足りない感じがしていたことが受講のきっかけです。
参加者はプロだけではなく、街の緑化の市民のリーダー的な方も少なくなかったです。
現状からのキャリアアップや、趣味から入り、好きなことを仕事につなげていきたい方。
目指すことも、立場もさまざまですが、共通して非常に前向きな方の多い集まりでした。

14種類の講座は文字通り多種多様な内容でした。先生方の講義は大所高所からの話もあれば
植物の生理学や病虫害の話があったり、デザインの話に、新技術の話があったり。
座学にとどまらず埼玉の盆栽村にも行く機会がありました。
後日試験があるので「ああ面白かった」で終われないところが良かったのかもしれません。
この『自己投資』をどのように生かしていくのかはまさに自分次第ですが。

(世の中にはいろんな方がいるなあ)と思いつつ、交流も良い刺激になりました。
試験終了後、知り合った地元の方に近くの小石川後楽園と小石川植物園を
見どころを効率よく案内して頂き楽しかったです。後楽園では一押しスポット?で
癒されました。植物園ではオオアマナの群落が見事で、行きたかった薬草園も
見学できました。素敵な最終日でした。

新緑の小石川後楽園(左)と小石川植物園のニュートンのリンゴの木(右) 

 

東京駅近くの壁面緑化

 

今さらながらですが・・・


2014年4月21日

緑が美しい季節です。
年がら年中植物を相手にしている私たちでさえこの季節の景色の
移り変わりには息をのみます。
私は、普段花を扱うせいか、この時期は花の美しさもさることながら
新緑のさまざまな色に心惹かれます。
落葉樹の芽吹きの柔らかな黄緑や白みを帯びた緑や、
常緑樹の、明るい緑や、赤みを帯びた緑など。
普段「緑」で片づけられそうな樹木の葉もとてもカラフルです。
しかも、すぐに通常の葉色になっていくので、この短い期間の
柔らかな色合いは期間限定の「楽しみ」です。

もちろん世の中は草花も真っ盛りです。
このところ昼夜の気温の差が激しいせいか、今年の春の花色は
いたるところでとても鮮やかに感じます。
冬場やや貧弱だった花壇の花々が一気に成長を始め、ボリュームを
上げてきました。開花時期のずれを考えて植え込んだ花壇は変化が始まります。
今満開の春の花の横で、徐々に花茎を伸ばし始めた初夏の花や、
つぼみをたくさんつけた花を見て(次はあの花!その次はそちらの花!)と
想像しているのは、おかしな例えですが、タクトを振ってさまざまなパートの
楽器の音色を聴くような感じです。

樹木のやわらかな緑を背景に花色も楽しめるこの季節は今さらながら
最高です。

画像は、私の好きな植物園の一つの「私市植物園」の桜です。

おはながわらった♪


2014年4月1日

息子たちが幼かった頃、車に長時間乗るときには、カーステレオで童謡集を
延々と聞かせながら、場を持たせていました。
息子たちが一番気に入っていたのは、『げんこつ山のタヌキさん』という曲でした。
大声で歌いながら、フリもつけながら車の中は大いに盛り上がりました。
同じカセットテープを何度も聞いていると、段々聴いている曲と同時に
その曲が終わった次の曲の前奏までセットで覚えてしまいます。
次の曲は『おはながわらった』という曲でした。
同じフレーズの繰り返しで結構優しい曲でした。

今朝一番敷地をめぐると、春の嵐の後の風景が
まさに『おはなが笑った』状態でした。養生中のハンギングバスケットも
寄せ植えも、みな一気に開花したような感じです。

以前に植えた球根類がじっくりその場に根を下ろして花をつけた
様子は、仕入れた直後の花いっぱいとは一味違っています。
こぼれ種で芽生えたり、思わぬところから出てきたチューリップの花
もみな含め、花たちの笑いに元気がわいてくる新年度の幕開けでした。

おはながわらった
作詞:ほとみ・こうご
作曲:湯山昭

おはなが わらった
おはなが わらった
おはなが わらった
おはなが わらった
みんな わらった
いちどに わらった

おはなが わらった
おはなが わらった
おはなが わらった
おはなが わらった
みんな わらった
げんきに わらった


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