霜月


2013年11月21日

この1か月あまり。何が何だかあわただしく過ぎてしまいました。
特に、今月や来月は、個人邸のお客様の剪定作業などを含むことが多く。
スケジュールが過密です。
にもかかわらず雨が降って作業に影響を及ぼします。
この数日いわゆる『冷たい雨』に打たれることが多く、作業から戻ると
温かいコーヒーにみな一息ついていました。

昨日は、私とS部長は、高速道路下の公園の管理作業に行きました。
7月にヤキモキしながら植え込んだ植栽が、雨に打たれて瑞々しく茂っていました。
這い性のタイムが苔のように植え広がって緑の面が広がっていました。
タイムは繁殖力がすごいので、園路の縁石に覆いかぶさるものをハサミで切って
いきます。雨が止まないので身動きしづらいカッパでの作業でした。
厳しい夏を超えて根付き始めた植栽は、引っ越しした家に似て、
当初のバラバラな感じが落ち着いてきています。もちろん、過酷な環境に耐えきれず
弱ったり枯れたものも一部ありましたが、今は淘汰された状態です。
夏の日照りで一部の葉が焼けていた落葉樹も、葉が落ちた後に可愛い冬芽が
できています。来たる春に新芽が一斉に吹く景色も楽しみです。
設計の方のイメージが実体化してきているのでしょうか。

高速道路の壁面が樹木の生長で隠れ始めました。

最近、ディスプレイのような仕事をさせていただいたのですが、撤去するために
植えるというのはいつもと違って戸惑いを覚えました。

いろいろ思うことの多い霜月です。


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